僕は、いまだに、 パラサイトを観ていない。 しかも、タイトルしか知らない。 しかし、 果敢に推測に挑みたい。 まず、パラサイト。 うん、寄生虫の話だな。 半地下の下水溝から発生。 それを害虫駆除する家族の物語。 イメージとしては、 ビル・マーレー達…
僕は、いまだに、 『カメラを止めるな!』を観ていない。 低予算、ヒット作。 なのだが、ブームに乗れなかったので、 また、内容を邪推したい。 さて、 カメラを止めるなということで、 もうカメラは回っていて、 それを止めてはならない。 ここから、 テロ…
僕は、いまだに、 『君の膵臓をたべたい』を観ていない。 泣きすぎるだろうから。 知っている情報はきわめて断片的だ。 図書館。 浜辺美波や小栗旬。 これだけ。 ここから再び、内容を推測したいと思う。 まず、舞台は図書館だろう。 浜辺美波は、司書補あた…
僕は、いまだに、 『世界の中心で、愛をさけぶ』を観ていない。 知っている情報は、 森山未來&長澤まさみ 主題歌 『瞳をとじて』平井堅 そして、 「助けて下さい!」という叫び。 あと、 さくちゃん? という名前。 以上である。 泣ける映画は、個人的に泣…
大学時代。 坂の多い海沿いの小都市。 下水の匂い、 バイク移動者の活気、 不便だが、愛しい記憶である。 カラオケも、映画館も、TSUTAYAも無い。 僕らの青春はそんな環境下。 朝まで騒いで、 ゴミは山の如し! 毎夜、時間を無視して友人とゴミ出し。 と、或…
書評ブログ「本好きの秘密基地」 はむちゃんとの読書会 【本好きのタイマン】 第4回 課題図書 『鬼の跫音』 さて、始めたい。 まず、本書は短編集であり、6編から成る。 また、各話に必ずSという人物が登場する。 1話目 『鈴虫』 Sの死体が見つかり、 …
書評ブログを拝読する。 溜め息が出る。 どれも秀逸だなぁ。 再読記録もイイし、 マンガ記事だって心躍る。 なんといっても、 皆さん楽しそうだし、 しっかりとテクストを咀嚼なさっているのが、 伝わる筆力。 さて、僕はというと冴えんなぁ〜 インプットの…
10代の若き時分。 クラスメイトのO君宅に再び行った。 その際の短いエピソードである。 当時は、思春期真っ盛り。 僕らの男子集団も御多分に洩れず、 悶々とした日々を営んでいた。 そんな折、 O君の部屋に、アダルト雑誌を見つけ、 訪問者の僕ら、2人は早速…
従兄弟(兄の方)から、 プレゼントが届いた。 以下 中身 革製の文庫カバー 映画のガイドブック 徐克の香港映画DVD ワンピースカード 以上 奴も、新車のローンとかお金苦しいはず。 何とも粋な計らいに感激! 冬になってしまったが、 近々、 奴の住む都市ま…
タバコは吸わない。 ギャンブルしない。 それが正しいとかじゃない。 のむ、うつ、かう。 こう言うワードとは縁がないが、 なまら久々に、 らもります。 らもるとは、何ぞ? はい、深酒をすることでございやす。 ニードル語、造語。 語源は、中島らもさんか…
今年の6月の記事にて、 僕はヒロアカのことをチラッと書いた。 それから半年。 ヒロアカ=『僕のヒーローアカデミア』 こちらの第1巻を読み返す。 或るシーン。 主人公、緑谷出久。 彼は、人類の殆どが特殊な能力を持つ世界にいながら、それを持たない。 …
僕がスガシカオに吸いこまれたのが、中学。 アルバム『Sweet』 大江健三郎の影響が色濃いという歌詞を、 ライナーノートで何度も読んだ。 さて、先日のTV番組で、 大江健三郎特集が放送され、 齋藤飛鳥 スガシカオ こうの史代 朝吹真理子 中村文則 様々な方…
小学生の頃。 住宅街の十字路で、友人が目の前で轢かれた。 マウンテンバイクが吹き飛ぶ。 それは、自転車をとばしていた時であった。 やばい! 友人と向かっていたすぐ近くの家のチャイムを鳴らす。 そこは、僕の従兄弟の実家。 従兄弟は、何も知らずに楽し…
30代もクライマックスが近づく昨今。 体がデカくなり続けるし、 顔も浮腫んで、お地蔵さんになりそう。 トレーニングは続けているが、 肥満なのかな? 素人判断では分からん。 そこで、知人に教えてもらったのが、 FFMI 除脂肪量指数。 マッチョ指数とかいう…
書評ブログ「本好きの秘密基地」 はむちゃんとの読書会。 【本好きのタイマン】 第3回 課題図書 『オテル モル』 さて、始めたい。 まず、 地下13階 99部屋 会員制地下ホテル オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン この風変わりな舞台装置からして、 すで…
記事のタイトルの無理矢理さは、さておき、 我が街は、0℃だった。 昨夜、凹む事があったりして1日沈んでいたが、 0℃の日にこそ、熱いアクション! インドネシア発のバトル映画、 『ザ・レイド』 こちらを観て生き返りたい。 まあ、この作品は死人多発なんだ…
馴染みの美容室に予約して、 いつもの様にラストの客として入る。 今回は、飲食物は持って行かず、 僕もオーナーのT君も空腹だった。 さらに、熱く語り合いながら施術が進み、 終わったのが20時過ぎ。 いつも、 帰りに愛車のハリアーで送ってくれるT君。 今…
僕の記事には、魅力が無い。 それでも、コメントを下さる方々。 感謝してもしきれない宝。 さて、まず最初に弁明させて頂きたいのだが、 コメントを下さらなくとも、 読んで下さる方々皆様にお礼を言いたい。 しかし、全ての方々を列挙する余裕が今の僕には…
春日武彦氏の新刊が出たので、即買いした。 黄色い装丁のソフトカバーに、 自殺帳 このタイトルで、引いたかというと、 それは全くNO。 春日センセイの本だから、 一筋縄では行かないしタイトルは気にしない。 本書は、自裁者を憐れみ背中を押してくれる類の…
そうすりゃ どーなる? 時がただ流れていって どーなる? 乗りてぇ風に 遅れたヤツは 間抜けってんだ。 ★『うしおととら外伝』より 〈こぼれ話〉 久方ぶりの刺さった言葉。 『三日月よ、怪物と踊れ』完結からの、 『うしおととら』 『雷の舞』という短編より…
東北で〈拝み屋〉を生業とする作家がいる。 郷内心瞳、その人である。 今までに怪談ジャンキーと自称しながら、 郷内さんの事は書いてこなかったのは、 【よく分からないから】 良い意味でそういった内情に由来する。 郷内さんの怪談を読む。 安定の筆力に、…
馴染みの大型書店に立ち寄り、 注文していた新書数冊とムックを回収。 店内は暖かく、 コートを脱いで、新刊を物色。 平山夢明氏を始めとする豪華な書き手によるジュブナイルをチラ見し、 竹書房文庫でホラーをGET。 ブックサンタに参加した後、 春日武彦氏…
たまに思い出す、自分の異常な発言。 主に幼少期だ。 当時、僕は周りから命ぜられた事を、 考え無しに実行するふしがあった。 クラスの女子に対して、 「おい、バケモノ」 などという最低の発言をしてしまい、 今でも、強いられたとはいえ悔恨する。 そんな…
加藤ミリヤの『勇者たち』 この曲が、好きだ。 リリックの中には、 現代社会に半ば投棄されたかの様に生まれた沢山の人間の閉塞感と虚無。 そして、 そこからもがく勇者たちが書かれている。 加藤ミリヤ この方も、苦しい青春期を送ったという。 だからこそ…
いやぁ〜、昨今のホラーは活気がありますね。 唐突に始めましたが、 本書は、市民権を得て、 今やホラーのメインストリームをゆくジャンル。 フェイク・ドキュメンタリー 所謂、モキュメンタリーでございやす。 ブレアウィッチや、 白石晃士監督の素晴らしい…
最近、野生動物の市街地出現がニュースにて頻繁に報道されている。 そんな中で、山深い地域に住んでいる知人に、 「熊とか怖いよな」 僕がそう言うと、彼が笑いながらこんな答えを返してきた。 「昔、クラスに熊に片腕を喰われた奴いたよ」 山の民にとっては…
2年前に遡る。 怪談ジャンキーの僕は、 とある曰く付きの怪談書を入手し、 早速読み始めた。 百物語の体裁をとっている本。 開いて数ページ、 右手の小指が堪らなく痒くなった。 あまりの痒みに掻きむしり皮膚はズタボロ。 一旦、その本を書棚に置く。 知人…
大学時代。 オモチャのパチンコと火薬玉を買った。 自分の部屋の窓から見える狭い道。 そこを標的にして、 ドカンと爆ぜる火薬音にハマっていた。 そんな日々の中で、 違う学部だが親交のあったA子さんが、 小学生の弟さんを紹介してくれた。 最初は、ジブ…
書評ブログ「本好きの秘密基地」 はむちゃんとの読書会 【本好きのタイマン】 第2回 課題図書は、『悪意』 さて、始めます。 本作は、 第35回小説推理新人賞受賞作を含む短編集。 4編からなる。 「マグノリア通り、曇り」 飛び降りをしようとする人物に…
10代の終わり。 ショッピングモール内のカフェ。 そこで僕は友人を待っていた。 当時そのモール内にあったアパレル店員だ。 そんな折、カフェのバイトの女性と仲良くなり、 今思えば異様だが、 数日で、部屋の鍵を渡された。 その女性、仮にMとしよう。 …