小学生の頃。
住宅街の十字路で、友人が目の前で轢かれた。
マウンテンバイクが吹き飛ぶ。
それは、自転車をとばしていた時であった。
やばい!
友人と向かっていたすぐ近くの家のチャイムを鳴らす。
そこは、僕の従兄弟の実家。
従兄弟は、何も知らずに楽しげに玄関から飛び出して、ガラスの扉を突き破ってしまった。
後ろでは、友人が轢かれて、
眼前では、従兄弟がガラス戸を体で割った。
友人が死んでいたら?
従兄弟が、ズタズタになったら?
どうしたものか?
焦りに焦る。
しかし、
結果として、
友人も従兄弟も全くの無傷。
ポッカ〜ン。
神仏のチカラが頭をよぎった幼少期であった。
何ぞ?
では、また。