郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

マブリー燃ゆ!/犯罪都市NO WAY OUT

待ってました!

韓国の剛腕、マ・ドンソク様

犯罪都市』の3作目降臨。

 

早速課金して視聴。

 

今回、マ・ソクト刑事に対するは、

日本のヤクザ。

青木崇高さん演じるリキ。

そしてそして、

黒社会の会長を演ずるは、

國村隼さん=『哭声』で大活躍。

 

相変わらずの怪力デカのソクト!

マブリー最高。

 

前回の記事で、ジャッキー愛を書いたが、

マ・ドンソク、ドン・リーは、

剛力無双という点では、

目標にしたい傑物だ。

 

あんなパンチにボディスラム、

決めてみてェ〜よ。

 

剛能く柔を断つ。

そのシンボル的な俳優さん。

 

マ・ドンソクから目が離せない。

燃えるぜ!!

 

以上であります。

 

では、また。

 

 

 

 

 

ジャッキー・チェンに魅せられて

ブルース・リー

功夫スターのトップオブトップにして至宝。

だがしかし、

僕は、

ジャッキー・チェンに夢中だった。

最近は、違和感ある発言も目立つが、

アクション・スターとして大好きだ。

空手を始めたのも、

大山倍達氏etcでは無く、功夫の影響。

 

大体の作品は観たが、

アメリカ映画に進出してからは、

『タキシード』

この作品がお気に入りで、

役名、ジミー・トン

頭に、焼きついている。

 

タクシードライバーが特殊なタキシードを身につけて、ジェニラブさんとタッグを組む。

 

ジェニラブさんといえば、

『ラストサマー』あたりが有名だが、

天使にラブソングを2』にも地味に出ていてワクワクしたものだ。

 

キュート&セクシーだな。

 

とまあ、ジェニラブさんはよけて、

ジャッキーだが、

今や70歳に至るということで、

流石にスタントも厳しいだろう。

 

しかし、それを補って余りある功績を打ち立てたスター。

 

僕の場合は、『酔拳2』以降から映画館に観に行っている。

痺れた、なんてもんじゃ無い。

表現が悪いが射精する様なカタルシスがあった。

 

ブルース・リージェット・リー、ドニー、

古くはジミー・ウォング等、

そういった方々に比べて、

コミカルなパブリックイメージが、

ジャッキーにはある気がするが、

酔拳蛇拳を観てみると、

燃えよドラゴン』ばりのフィジカル。

絞り尽くされた高密度の筋肉がある。

 

サモハンだって、ユンピョウだって、

凄まじい。

スパルタンX』あたりを観れば分かる。

 

ジャッキーは、僕にとって夢そのもの。

石丸博也さんの吹き替えも最高。

 

ちなみに、先日、

『永遠の少年』ジャッキー・チェン自伝

500頁ほどの1冊をGETし、

一気読みした。

 

僕は、書評が下手くそなのは自覚している。

だから、毎日読書しても、

記事には出来ない虚しさはある。

同時に書評ブロガーの方々を尊敬している。

 

ただ、エンタメや資料を漁る時間は、

何物にも変え難いエンペラータイム。

何かと暗いニュースが巷には流れて、

ヒューマニズムが揺らいで、

モラルは瓦解しつつある世界。

その中で、

肉体ひとつでぶつかっていくという事。

このシンプル且つ困難な所作に脱帽。

 

グラップラー刃牙

『高校鉄拳伝タフ』

『軍鶏』

『ケンガンアシュラ』

修羅の門

 

他にも数多ある格闘漫画を捲りながら、

ジャッキー・チェン成龍の曲を聴く。

 

あゝ、なんてワクワクするんだろう。

 

というわけで、

夏には稲川淳二座長の怪談ナイト。

6月には東京03ライブ。

遠征の予定がある。

 

功夫だの、怪談だの、コントだの、

何やかんや言っとりますが、

なんとも素晴らしいエンタメ。

 

同胞が増えるとイイなぁ。

そうしたら、

世界は、ほんの少しかもしれないけど、

優しい場になるんじゃないかな。

 

では、また。

 

 

 

始まるね/SALVAGE

学生時代の話。

 

自裁志願者だった僕は、

希死念慮が昂って深夜の市街地を徘徊していた。

 

早い話が、

死場所を探していたわけである。

 

ミニバイクでぐるぐると周り、 

閑静な住宅街に入り込んだ。

 

いっそ飛び降りよう。

 

そう考えて高い建造物を探しはじめた時、

文学部で同じだった或る人物から、

「始まるね」

この1行のショートメールが。

 

それに戸惑っていると、

パトカーがやって来て囲まれた。

不審者と思われたらしく、

職務質問を受け、

その夜は帰宅した。

 

あの日の夜を超えなかったら、

今、生きているだろうか?

 

それにしても、

あの「始まるね」とは何だったか。

その発信者とは、結局話したことは殆ど無い。

 

では、また。

 

独特なノリのLINE

従兄弟のK

彼とは相変わらず破天荒なやりとりを続けているのだが、

先日も、またまた異なる内容だった。

 

まず、

 

「堪忍袋の尾が切れました」

 

「さよなら」

 

こう来る。

 

彼は常々、僕に仕掛けを使って来るので

 

「悪・即・斬」

 

この一行で、放置。

 

しばらくして、

通話が始まった。

 

僕らは、イヤホンを装着して長時間話す。

そこで、2人だけの細やかながら変な展開に毎度なってしまう。

 

昔は、

 

もし合コンに連れていくならONE PIECEの誰にするか?

 

そして、その理由は?

 

こういった比較的安全な話だった。

 

それから月日は流れ、

 

・雑学フリースタイルバトル

 

・映画のタイトル叫び対決

 

・懐かしいCMのリンク貼り合い鑑賞会

 

・トータルで結局一番好きな俳優を考え泣く

 

アウトレイジ北野武さん回顧録

 

・厭な下ネタ

 

こんな感じのしょうもないラリーが続く。

 

互いに前ほどの時間は使えなくなったが、

Kとならば、

無人島に何の娯楽も持って行かなくても、

数日は持ちそうである。

まあ、その後に小競り合いになるだろうが。

 

これを続けて、

老人になったら、

どうなるのか?

そう考えて慄然としながら、

祖母のグループホームの件に備えている。

 

気分転換は大事だと思う。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

夏の夜のブランコ

子どもの時分。

僕の頭には勉強と虐めへの諦観しかなかった。

成績は良いが、

体にはアザがあり、ひ弱な少年。

 

そんな時代。

 

夏休みの夜、

毎夜の様に、窓の外から僕を呼ぶ声。

マキちゃん。

 

僕とマキちゃんには、

共通点は皆無だし、

釣り合わない。

ただ、

いつも、僕の家の前に来て、

呼んできた。

そして、僕らは木材置き場の中にある小さなブランコに腰掛けて、

雑談をした。

 

マキちゃんは、何故僕になんかかまってくれるのだろうか?

自分の口臭は大丈夫かとか、

見つめすぎていないかとか、

頭の中では、アタフタしていた。

 

それから、僕らは何となく疎遠になり、

風の噂でマキちゃんがカフェのホールでバイトしていること。

また、「軽い女」

などというくだらない噂も聞いた。

 

それから、数十年。

もう互いに分からなくなったが、

僕は夏が近づく度に、

あの古いブランコを思い出す。

 

あれは、たしかに初恋だったのだと。

 

では、また。

 

 

 

『ワーキング・ホリデー』坂木司/屋根裏の内緒話

⭐︎書評ブログ⭐︎

 

読子の本棚    本田読子

本好きの秘密基地 はむちゃん様

 

読書会 【屋根裏の内緒話】

 

僕の遅れで遅延になりましたが、

読子さんとの2人体制での開催。

 

選書は、読子さん

 

課題図書

『ワーキング・ホリデー』坂木司さん

 

読子さん、すみません(>人<;)

では、始めさせて頂きます。

 

〈概要〉

 

坂木司さんの作品は、

短編集を2冊読んだ程度の知識しか無く、

今回の作品も、

タイトルからは全く内容は推測出来ず。

缶コーヒーを用意して、

頁をめくり始めた。

 

〈本題〉

 

元ヤンキーのホスト、沖田大和、

彼の下に息子と名乗る少年、進がやってきて。

という、

温かすぎるお仕事小説であった。

当方は独身だが、

行き場のない父性を刺激され、

泣けて泣けて。

心地よい読後感が素敵なシリーズ。

読子さんの選書、ナイスだべや♪

 

〈総括〉

 

本作は、後日譚もあるということで、

熱い大和と、しっかり者の進くん。

次も楽しそうだ。

随所に散りばめられたキラキラ感。

大和=ヤマトからの運送業

親子の周りの温かい方々。

昼下がりのモールの食材コーナーにいるかの様な気持ちに、個人的には包まれた。

あくまで個人的に。

 

粗野粗暴だがブレない父、

器用ながらめんこい息子、

読了してから気づいた開けていない缶コーヒー。

それだけ入り込んだ。

 

最後に、

ひとつ、気に入ってしまった台詞を。

 

「進の顔が、ぱっと輝いた。うん、やっぱガキはこういう顔をしてなくちゃいけない。」

 

くぅ〜、

 

そして、はむちゃん出産ガンバ!

 

 

では、また。

 

 

 

 

怖気06/『オーグリーンは死にました』朱雀門出

厳密には、『怪談五色 呪葬』

こちらに、この話が載っている。

本来、

このエピソードは温存していたかったし、

朱雀門出さんには、

なまら思い入れがある。

ペーパーバックまで揃えて、

書棚に鎮座しているくらいだ。

朱雀門出さん、否、朱雀門先生。

大学で教鞭をふるわれていらっしゃるので、

そう呼ぶべきか。

 

まあ、兎にも角にも、

この方の筆力、語り口、話の内容、

須く好きなのである。

さて、

では、本エピソードはどうか?

怖いか?

 

正直、怖さよりも違和感、

異空間にいる様な、

アナザーディメンション!

と叫びたくなる。

そんな掴みどころのなさ故に、

僕の好奇心はガッチリ掴まれた。

 

オーグリーンとは、

実際の戦隊モノのヒーローで、

アラサーならば、

ご存知の方も多いのではないか?

 

詳述は避けねばならないが、

この奇妙な話は、実に豊穣な奇妙さを誇る。

是非、

オーグリーンは死にました

これを、体感していただきたく。

 

というのも、僕は最近酷い不調に苦しんでいる。

特に頭が割れる様に痛い。

心臓は前からだがよろしく無い。

しかし、これは周囲には言っていない。

これ以上の混乱は、一族にはイケない。

 

そんな時、

取り敢えず、

朱雀門先生の話は書いておかなければと思ったのである。

ブログを続けられるうちに、

この怖気06を書けて満足だ。

 

僕は、キッカケに過ぎないのだから。

 

では、また。