いやぁ〜、昨今のホラーは活気がありますね。
唐突に始めましたが、
本書は、市民権を得て、
今やホラーのメインストリームをゆくジャンル。
フェイク・ドキュメンタリー
所謂、モキュメンタリーでございやす。
ブレアウィッチや、
白石晃士監督の素晴らしい作品が好物で、
映像として焼き付けて、
『残穢』から、『変な家』などのブームにて、
読む擬似怪異体験に至りました。
『かわいそ笑』も良かったなぁ。
さて、近畿地方のある場所について作中で様々な媒体を用いて真相に向かっていく中で、
まさに現代の文化ならではの趣向が施されており楽しめます。
SNSの書き込み、
ムックの特集記事などなど、
多角的に切り込む内容。
最終的に、調べちゃアカンかった!
的な感じになりますが、
ややモヤモヤしました。
しかし、日常と怪異のあわい。
または、現実と虚構の狭間を歩く感覚。
ホラーファンならずとも、
是非是非、ご一読を。
そこんとこ、宜しく!
では、また。