郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

或いはお小遣いという砦とか

5月3日に、 ひきこもりの従兄弟が、31歳になる。 ちくま新書 『ひきこもりの真実』林恭子 この本を読んだ。 著者も、30代まで断続的にひきこもっていたという背景があり、 なかなか実践的な内容。 中でも気になったのが、 ひきこもり当事者の金銭問題だ。 本…

ほうほう!久々にゆったり書店へ

大型書店に行き、 店長と雑談などした後に、 本を物色。 まず、サブカルコーナー。 怪談本を爆買いしている女性がいた。 まあ、僕も怪談本はかなり持っているので、 何も言う事無し! 次に、社会時事のコーナーへ。 お目当てがありカゴへ。 文芸書は、ネット…

虚しき一期一会

遠い知人に、司書の方がいると知り、 コンタクトをお願いした。 僕の住む地方都市の、 さらに僻地にいるという。 朝から、タクシーなどを使って、 漸く会えたが、 本の話をしても、 真摯な対応を心がけても、 何やら話が進まない。 歩きながら何とか会話のや…

VFXは進めども

僕は、ツイ・ハーク作品が好きだ。 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー これは、それこそ死ぬほど観た。 午馬さん演じる、 イン道士の法力や剣にしびれ、 ジョイ・ウォンのスーシンに魅了。 レスリー・チャンも、 トニー・レオンも、 歌神のチュンさんも、…

陰口と不確定要素

あの人は、ああだこうだと陰で言う輩が、 残念ながら一定数いる。 物好きだなぁ、とため息が出る。 そして、それが流行病の様に広がり、 人を傷つける。 人の醜い部分であり、 悪趣味な所業。 根も葉もない話で傷ついた経験から、 僕は陰口は信じなくなった…

正論はナイフ『ひきこもりでいいみたい』芦沢茂喜

ソーシャルワーカーの著者による、 実践的なひきこもり対応の本。 本書が刊行されたのは2018年。 若干のタイムラグはあるが、 様々なアイテムで、当事者の方々に向き合っている。 例えば、本やマンガならば、 文豪ストレイドッグス 僕のヒーローアカデミア B…

教誨の深淵『最後の祈り』薬丸岳

薬丸岳 予約していた新作を、早速読了。 主人公の保坂宗佑はクリスチャン。 娘を身勝手な暴漢に殺され、 復讐心を抱き、 教誨師として、 その男に接近を図るのだが。 さて、対話で罪人はどう変わるか。 刑務官の苦悩。 また、死刑制度の是非にも意識されてい…

ゴア好きを尊敬してしまう自称オカルト好きの僕

僕はオカルト好きだが、 残虐描写が苦手という点に於いて、 自信を持ってホラーを語れない。 ロメロのゾンビとかは、 まあなんとか。 しかし、 スプラッター、ゴア、 こういうモノを芸術だと讃えるマニア。 その方々には、憧憬を抱く。 カニバリズムなども、…

承認欲求と肉体『裏アカ』大石圭

以前、知人に紹介された際に、 一気に買った大石圭の本。 どうせなら、読んでしまおうとランダムに書棚から引き抜き読了。 またもや、倒錯的官能作品や。 映画のノベライズらしく、 帯にはその広告。 アパレルショップ店長の女性、 真知子。 彼女と、SNSで繋…

首が跳ぶ飛ぶ!『オカムロさん』映画

オカムロさん そう検索すると、姿を現して首を狩られる。 都市伝説がテーマ。 まあ、首が跳ぶわ飛ぶわ。 数えてないけど、 斬首シーンが多々ある。 オカムロさんに友人を殺された少女が、 唐突に強くなり、 鉈みたいなのを片手にバトル。 敵は、 ゼイラムを…

呑み➕美容室

2ヶ月ぶりに、散髪に行く。 美容室の最後の予約にして、 歳の近い店主のスタイリストと呑みながら、 髪もカット&スパ コロナ禍で、美容室呑みも控えていたが、 スタイリストの友人の好物、 レモンサワーを買い、 閉店後の美容室で、語り合いながら呑む。 長…

なんやかんやマンガを電子化

活字、思い入れの非常に強いマンガ。 これらを除いて、 電子化を進めていて、 SDカードでストレージ拡張している。 いや〜、タブレット端末ひとつで、 場所取らんくていいしょや。 まあ、依然として紙媒体も買っているから、 着実に本は増えているわけだが。…

わかめラーメンでホロリ

タブレットをテーブルに置いた。 そして、わかめラーメンを啜る。 ひきこもりに関する資料を、 20冊程度積み上げた横に、 麦茶を添えて飲む。 さだまさしの、 道化師のソネット 流れている。 笑ってよ そう言うけれど 僕は最近、全く笑ってないなぁ。 なんだ…

戦友

はてなブログ開始の同期、 久々に、その友人からコメントが! いつかまたと思い、 続けてきて良かった。 嬉しいです★

浮浪者とアルトサックスと

20代の頃に通っていたBAR。 そのマスターに、 僕はサックスを教わった。 当時、その店に入り浸り、 朝方までジャズを聴きながら、 カクテルを飲んだりマスターと談話して、 なまら楽しかった。 秘密のカクテルなんかも教えて頂き、 サックスの演奏も指導して…

カレー×華麗×加齢

今日は、カレーを作る。 昔は、 具材を炒めるにも無駄な力が入り、 腱鞘炎のような状態に。 水の量やら、 ルーの塩梅に火力の調節。 灰汁を取り去る。 隠し味で魔法をかける。 この一連の作業が、 体に染みついて暫く経った。 皆さんは何派かな? 僕は、カレ…

わやだ! でも生きていく!

最近、動悸がよく起こり、 心臓がバクバクしたり、 キュッと締まる感じがする。 不整脈とかかな。 次から次へと問題が起こる。 先日は、 北朝鮮のミサイル騒動もあったっけ。 あの独裁者は、 イタ過ぎる蛮族だな。 とはいえ、 いいことは少ないが、 悪いこと…

なんぞ?始まってたよ『地獄楽』

地獄楽のアニメ化は知っていたが、 忘却の彼方だった。 色々なことがあり、 夜中に目覚めてふと観ると、 始まっていたではありませんか。 僕は、コミック読了組なので、 あの島が、 どんな感じで表現されるか楽しみにしていたが、やはり美麗なアニメ。 八州…

ココロに少し陽がさした

叔母の大腸がん。 結論からいうと、良性だった。 少し緊張が解けたが、 叔母は手術を控えているし、 僕もまだまだ余裕がない。 まず、綺麗に除去できること。 これ、最重要。 そして、療養に入ったら、 本とかDVDとか、 色々選んで渡そうと思う。 では、また…

理屈ではなく何も手につかない

今日は、叔母の癌の検査結果が出る日。 LINEを気にしながら、 1日をこなし、 現在も、まだ連絡は無い。 何故だろう? バタバタしているからなのか、 重篤なのか。 こちらから確認するべきではない気がして、 落ちつかない。 これから、しばらくは、 皆さんの…

べしゃりはTAXIにて

僕は、TAXIをよく使う。 そして、九分九厘のドライバーさんと雑談をしてきた。 勿論、思想も生き方も様々で、 いつも同じ話とはいかない。 だからこそ、 僕は雑談力をTAXIに鍛えられた。 あまり、センシティブな内容はダメ。 年齢層も考慮しながら、 世相の…

足りてる?足りない?『僕を探しに』シルヴァスタイン

僕は、知り合った方から、 好きな本を聴く様にしている。 そして、 すぐ読む。 先日、教えていただいた絵本。 『僕を探しに』シェル・シルヴァスタイン 1976年に出された一冊。 ほぼ真っ白なページに、 パックマンが左から右へ進んでいく。 このパックマンは…

合気です!『AIKI』加藤晴彦 主演

ボクサーの芦原太一は、 バイク事故で、車椅子生活になる。 恋人も去り、 不貞腐れて生きるようになる。 1年が過ぎた頃、 太一は、大東流合気柔術、 天地会、平石先生に出会う。 そこから、 太一の人生が動き始める。 さて、本作は障がいを大きなテーマとす…

人事を尽くして足掻いて足掻いて

色々な災厄は、 ある。 熟考した結論として、 出来る限り足掻いて、 そして、 ポジティブにいく! それだけ。 よし、寝よう。 では、また。

癌よ!それでも叔母は負けないぜ

叔母は、数年前にも脳の血管の手術を受けている。 何故、こう重なるのか。 人生無常、 こう言ってしまえば響きはいいが、 到底納得出来ない。 だが、 叔母は前向きに生きている。 その様に、僕も感化され奮起。 僕も出来る全てをしよう。 叔母に、お世話にな…

そんな簡単じゃないなんてもんじゃない

従兄弟のひきこもり状態について、 叔母と話し合っている矢先、 叔母が癌だと診断された。 大腸がん。 期日前投票に行っている時に、 その一報。 従兄弟に電話してみようとしていた頃。 信仰心の薄い僕だが、 なにもこのタイミングで、 しかも、 癌だなんて…

ローバッテリ

僕は、発作性の偏頭痛を患っている。 精密検査をしたが、 原因は判然としない。 カロナール 効かなくなった。 4時間近く、頭痛と嘔吐。 空手での眼底骨折により、 片目の視力及び眼球の動きに影響が残った。 いつか、ポータブルTVに映った、 ローバッテリの…

過干渉だった母

毒親とか、機能不全の家庭。 そういったワードがあるが、 僕の若い頃も、 家庭は荒れていた。 両親も諍いばかりで、 常に緊張感の中で、一人っ子の僕は暮らしていた。 母は、僕の成績が下がると恥ずかしいと言い、 父は、不機嫌。 今回、思い出しているのは…

続・そんな簡単じゃない

従兄弟がひきこもって約10年。 ひきこもり支援資格を取った僕だが、 やはり、 簡単にはいかなかったし、 これからも道のりは険しい。 彼は、何故か僕が誘うと出かける。 そして、先日、 叔母とLINE通話で話し合った。 僕は、無力感で泣いた。 しかし、彼を絶…

逃亡夢

夢を見た。 逃げて、 逃げて、 それでも彼は追ってくる。 下水道に逃げても、 摩天楼に登っても、 彼は僕を追ってくる。 助けは無い。 ただただ、 僕は、心臓を押さえながら、 逃亡する。 ハッと目覚めた午前2時。 彼は、勿論、 小学生時代に僕を虐めていた…