郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

私は忘れない『音速雷撃隊』松本零士 ネタバレ

『音速雷撃隊』 松本零士先生の作品群のアニメ。 ザ・コクピット その2話目にあたる短編。 25分。 「私は忘れない」 このテロップから始まる戦争作品。 時は太平洋戦争末期。 若き海軍少尉の野上は、 特攻ロケット機 「桜花」のパイロット つまりは、死亡が…

疒の日々

通院が重なり、やや疲弊。 肌、メンタル、心臓。 3つの不安要素が、視界を曇らせる。 薬の量も多く、 管理や確認が、大変だ。 肌は、赤くなり熱を帯びる部分があり、 動悸や、気分の落ち込みが度々起こる。 医療費、交通費だけでもばかにならず、 一方で、…

ブラインドと圧迫感と少しの希望

暑くて暑くて、 ブラインドで日差しを遮断する日がある。 更に首にはアイシングのタオルを巻く。 そして、 怪談などを読んだり、 サブスク観たり。 逆ブラインドの暗さと、 首の圧迫感で、 僕のフラッシュバックが起こる。 あれは20代の初めのいっときの期間…

少し泣いて食べて

とある本や漫画を読み、 僕は今日も少し泣いた。 涙脆い系譜の元で生まれ育ったせいだ。 まあ、好み的にオカルトだったりするが、 ヒューマニズムが絡まると涙腺にくる。 お風呂に入って、 雑多な気持ちまで洗い流し、 少しスッキリしたところ。 さて、何か…

では、また。

あとひと月弱で、 僕の投稿も一年になる。 そして、 僕は毎日の記事の最後に必ず、 では、また。 こう書いて来た。 理由は、少し複雑だが、 まず、ブログを始めた時、 夏休み明けに命を絶つ若者を憂い、 共に寄り添っていける様な記事を、 少しでも続けるこ…

今はただ目の前を見つめて

『空を見なよ』 シャ乱Qは、そう歌っていた。 また、 『地上の星』 中島みゆきさんは、 人は空ばかりみていると言った。 僕には、 自分の未来へのビジョンも、 自身の現在地というか基盤的な大地も、 はっきりとは分からない。 ふと、感傷的になる。 僕は、 …

バキを手放し、ヒロアカを入手した日

先に断っておきます。 僕は、バキ・サーガは一生追いかけます。 独歩や克己より、花山薫に寄り始めてはいますが。 さて、先日、 バキシリーズを手放し、 電子に移行。 武神、愚地独歩曰く。 相撲は考えない様にしていた。 とか。 そして、僕は漫画に関して、…

LIVE特有の空気感

僕は、人混みは苦手だし、 LIVEに足を運ぶことは、あまり無い。 稲川座長の怪談ナイトくらい。 だが、日常的にLIVE DVDやサブスクを観るのが大好きだ。 特に開演前の開場の段階のゾワゾワ感が、 堪らない。 これから、催し物が始まる。 その緊張感と期待感。…

密かなライバル視

近所で、バスケをしている青年。 上半身裸で、 自信に満ち溢れた感じで遊んでいる。 そんな彼に、おっさんとしては、 まだまだ劣るわけにはいかん! そう息巻く単純な自分がいる。 青年のバスケのドリブルの音を聴くたび、 トレーニングへの渇望が湧き上がる…

アイツは、デイ・ウォーカー『ブレイド』ウェズリー・スナイプス

心の片隅に、ずっと残っているもの。 友情とか、初恋とか、 言葉にできない有象無象のピース。 というわけで、 『ブレイド』こそ、 僕のエンタメの系譜の中で、 残留思念のごとく揺らめき燃える映画。 (の中の1作) 近年、MCUに参戦決定という激アツな、 事…

『イップ・マン/完結』なんで終わったのよ

舞台は1964年のサンフランシスコ。 ドニー・イェン演じるイップ・マンの、 最期の戦い。 これは、何回も観ているが、 ロス感が半端ないぜ! 1番の見どころは、 サンフランシスコの、中華総会会長、 ワン師匠との功夫バトル。 ドニーの詠春拳VSウー・ユエの太…

ドッと疲れる.com

従兄弟のKと再び絡むようになり、 数日。 以前にあった弊害が生まれる。 まず、このブログでは語りたく無いが、 従兄弟と僕の職種は全く異なり、 彼のスケジュールはまちまち。 一方で僕は、早寝早起きして、 合間を縫ってエンタメを享受している。 ところが…

まさに狂気『狂伝 佐藤泰志』中澤雄大

芥川賞候補に5度ノミネートされるも、 受賞には至らず、 1990年、41歳の若さで自裁。 近年、著書の映画化が連発されている作家。 佐藤泰志、その人である。 お酒や、競馬や、精神薬、 女性関係や、文壇関係のトラブル。 修羅の人生を生きた彼は、 大江健三郎…

森羅万象とイマジネーション

この世界に生きる上で、 イメージするという事が、極めて重要だと考えている。 例えば、善悪ならば、 あんな事をしたら、悲惨な結果になる。 こうしたら、あの人は救われるだろう。 このロジックが歪んだ形の犯罪もあるが、 モラルという概念には、 人間の善…

温故恥心

自分の好きな作品。 古い映画やアニメ、 古い書籍に漫画。 僕は、新作を楽しんだ後、 必ず、懐かしの作品も鑑賞したくなる。 昨夜だと、初期のドラゴンボール等。 そうして、 ひとしきり旧作を鑑賞すると、 ふと過去の自分の不安や痛みの立像が、 浮かび上が…

第23回天下一武道会

夜。 ドラゴンボール超まで再読したが、 やはり、 初期のDBは、魅力的だ。 個人的に、 第23回天下一武道会が好き。 地球の戦士たちが、 それぞれ奮闘し、見せ場を与えられている。 サイヤ人襲来の死闘も、 スゲ〜好きだが、 死人が出るし殺伐としている。 一…

ぎこちない2人の男

昨日の記事の後日談。 結果から言うと、 僕らはまた、 何時間も通話して笑いあう関係になった。 ごく自然にとはいかないが、 お互いの呼吸を合わせ、 トークが盛り上がる。 Kは、いつの間にか読書好きになっており、 ミステリの有名作品は、 かなり読破して…

訣別から再構築か?

先日、30年つるんでいた従兄弟であり、 ひきこもっている従兄弟の兄であるK。 袂をわかった彼からLINEメッセージが来た。 僕たちの仲違いは、 兄弟喧嘩みたいなもんだろ。 そういっている。 互いに、意識してはいたはずだ。 少なくとも、 僕はKの事を思い出…

密教知識あって良かった『サバハ』チャン・ジェヒョン監督

Netflixの作品を、なんとなく漁っていて、 本作を鑑賞。 紹介に入るが、 僕の記事を読んで下さる方はおそらくご存知のとおり、内容の詳述はしないし、 ニュアンス程度の説明なので、 そこんとこ、宜しくです。 さて、本作。 時は、1999年。 双子が誕生。 姉…

曇天のこころ

6月になると、 毎年メンタルが暗く沈む。 何故かは分からないが、 統計上では、確かだ。 皆さんの記事も拝読出来ておらず、 自分の記事も、中身が無い。 肌も荒れて、凹む。 これをやり過ごす方法論。 何か無いか探している。 結果的に、 アプリゲームをぽち…

新たな怪異の夜明けぜよ『かわいそ笑』梨 ネタバレ無し

毎日、色々読んでいると、 ついつい後回しにする本が出る。 『かわいそ笑』 こちらも、そのスタメン落ちの1冊、 だった。 しかし、読んでみるとオモロ〜。 著者の梨さんについては、 何も知らないし、 作中に頻出するネット掲示板、 検索禁止ワード、 アン…

夏とアルコール

昨夜の暑さ。 冷蔵庫からノンアルコール飲料を出す。 でも炭酸は苦しいから、 あまり飲めない。 暑い夜に耐えたくないから、 適当に強いお酒を流し込む。 酔えない。 なんか効かない。 その間も暑さは身体を蝕む。 近所では、 バスケをやっている少年たち。 …

国道沿いのファミレス

暫く、ファミレスに行ってない。 ラジオを聴くと、 芸人さん達のエピソードに頻出する場。 深夜のファミレス。 このフレーズに憧憬を抱く。 近所にファミレスは有るが、 どうしても手前にあるラーメン屋に入ってしまうのだ。 マリオが土管に入る前に、 手前…

名前も知らないあの映画音楽

北野武監督作品、 『その男、凶暴につき』 白竜が、怖すぎる。 そして、 ビートたけし、カッケ〜。 この映画は、 定期的に観たくなるや〜つ。 そして、冒頭から流れる不穏な音楽が、 作品を、より狂気的に演出している。 ただ、タイトルは知らない。 定期的…

もっともっと笑いたい

無印良品のグリーンカレーを食べる。 辛いけれど、なまら美味い。 新聞には、 辛いけれど、なまら美味い界の重鎮、 キムチの記事が載っていて、 自分のよく買う商品がピンチだと知った。 あのメーカーのキムチ美味か〜。 なのにwhy? さて、アレルギーであち…

スカウター推進派

スカウター。 それは、相手の戦闘力。 そして、7つの願い玉。 これらを、探すアイテム。 ドラゴンボール世代の僕は、 中学時代のクラスメイト。 通称マッスル この少年との出会いでスカウター推進派になったのである。 さて、マッスルはガタイがデカい。 ま…

M-1と魔女を観て、あずみ

早朝からM-1の過去動画を鑑賞。 そして、 『The Witch 魔女』を観た。 キム・ダミの人間兵器、 M-1の、MC。 この2つから、 無敵な刺客の上戸彩作品、 『あずみ』が観たくなる。 魔女からの、 あずみ この2作のアサシン度合いは、 全く異なるけれども。 アナ…

雨と青くさいメランコリー

雨音を聞きながら、微睡む。 自分は、あとどれぐらい生きる? 自分の、その生に何の価値が? 若き日のベタな悩みが、 久々に蘇る。 しかし、こんなこと書くと自分のポリシーがぶれて、お話にならない。 自分は、この世界の一欠片すら知らずに、 死んでいく。…

勝利の名の下に失われる何か

知人に、かなり好戦的な人物がいる。 口癖は、 「俺の勝ちだ」 勝ちか負けか? その尺度で、人生を営んでいる、 ように見える。 僕にも、負けたくないことは少なからず有る。 勝ち負けなんて無い。 なんて思わない。 ただ、負けの対極にあるのが勝利だけ、 …

漫画を吟味した小一時間

いつも通う書店とは別の書店へ。 目的は、最近の漫画の物色である。 有名なタイトルは、 大体、読んでいるが、 まだみぬオモロ〜を求めてGO。 出版元のカテゴライズを、 順に見ていくと、 知らない作品があり過ぎて、 途方に暮れそうになる。 しかしながら、…