郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パッと消えた

某サブスクにて、 三池崇史版 『十三人の刺客』 それから、 『新宿インシデント』 こちらは、 ジャッキー・チェンにあまりない重さ。 その他何作かを発見し、 無料トライアルに入会。 そして、一応マイリストに入れようと検索するも悉く無い! なぜだべか? …

仲間の誕生日

今日は、仲良しのスタイリストさんの、 誕生日。 格闘漫画が好きな方なので、 刃牙や、ケンガンアシュラを用意してある。 今夜、連絡が来るので、 楽しみ! 僕の誕生日の時は、 施術を無料にしてくれたり、 いつも、カットなどの後は、 話したり、食事したり…

津原泰水を悼んで

2022年10月2日、 津原泰水、58歳で他界。 僕は、津原作品を全て読んだわけではない、 わけではないが、残念だ。 初めて津原作品に触れたのは、 『妖都』だった。 怪しげでいて、艶のある幻想ホラー、 と勝手に決めてはいけないが、 故人を悼む1人の本好きと…

パンティストッキングのような空の下

本作は、 『ダーウィン事変』の作者、 うめざわしゅんの短編。 主人公の三上は、世界を、 実存と妄想 「多くを望まず、謙虚な生活、大きな視野に小さなスケール」 こう捉える高校生である。 そして、三上くんはマイノリティの人間を色眼鏡で見る事もなく、 …

フリースタイル

僕は、ラップやHIPHOP文化について、 決して明るく無い。 漠然と、 BUDDHA BRAND Rhymester キングギドラ などを周囲が聴いており、 DJの知人から勧められた、 THA BLUE HERBを、少し知っていた。 以前挙げた、 『禁断の惑星』は、 たまたま聴いて、MVまで観…

怪談の隆盛

昨今の怪談ブームの再来は凄まじく、 オカルト好きだと嘯きながら、 マークしきれずにいる。 1990年、新耳袋 1991年、超怖い話 これらに、 稲川淳二の怪談を加えて、 三大実話怪談。 憚りながら僕は、草創期の名作はほぼコンプリートしている。 しかし、 昨…

逡巡

ある作家の全集が欲しくて悩んでいた。 全21巻の魅力的な装丁。 ただ、古書店の価格によれば、 値段も立派。 春に、別の作家の全集を買った経緯から、 抑えるべきか? 無くならないか? たけェ〜けど、どうするべか。 そう考えてひとまず保留した。 それから…

寒い日には

朝の缶コーヒータイム。 WONDA モーニングショットに、 ONE PIECEのキャラが載っている。 本日は、光月おでん。 ワノ国も、佳境。 コミックス派の僕は、 11月4日が楽しみである。 さて、おでん。 うまいべや! 大根と卵が、特に好きだ。 岡山出身の知人によ…

ネットで本を探す日は

僕は、実店舗で本を買うことも多い。 しかし、 ネットでポチる頻度は更に多い。 書店ならば、いつもの巡り方で各ジャンルを周り物色して、 中身を確認して買えばイイ。 一方で、ネットは、 無限の宇宙を漂う感覚。 まあ、宇宙を漂った経験はないのだが、 表…

相棒との訣別

僕には3つ下の従兄弟がいる。 そして、 僕たちは、小・中・高と同じ学区にいた。 家が、ほぼ隣だったため、 徒歩で数秒でつく。 非常に親密な仲で、兄弟の様だった。 そして、大学以降、 住む地域は、離れたが、 僕と従兄弟は交流を続けていた。 毎日、通話…

たのしいは優勝

この言葉は、 一昨年に書店を退職された書店員の方に、 いただいた大切な言葉だ。 Nさん、そう呼ばせていただく。 僕は、某書店がオープンした時期、 10年以上前になるが、 その頃から、客と店員としてNさんと知り合い今に至る。 最初は、会計の時に顔を合わ…

女心と秋の空

別にタイトルのように、 女性一般をそう決めつける気は毛頭ないが、 数年前に交際した女性について、 こういった感じを受けた。 彼女は、僕よりひと回り年下だったが、 偶然そうだったに過ぎず、 互いに年齢差は気にしていなかった。 ただ、 極端に会話を苦…

左京さんが霞む時代

大好きな、漫画・アニメ、 『幽☆遊☆白書』 その中のキャラクターに、 「左京」という反社の人間がいる。 彼は、人界と魔界を繋ぐトンネルを作る。 その目的のため、 暗黒武術会なる、 トーナメント大会を裏で仕切っていた。 そこで彼が自身のバックボーンを…

今日を生きる

『鏡の国のアリス』 この童話のジャムの話。 1日おきのジャム。 今日は、「おき」にはあたらない。 よって、ジャムは手に入らない。 明日が今日となり、今日が昨日となっても、今日はやはり今日なので、明日のジャムと昨日のジャムはもらえない。 こういうも…

SPEED

子供の頃、 SPEEDにハマった時期がある。 無論、薬物のことでは無く、 あの女性4人組のユニット。 厳密に言うと、 hiroの歌唱力にハマった。 島袋寛子のハイトーン、シャウト。 血管切れないかと、 どっから出んのと、 当時、親の教育方針だかで、 CDは、あ…

スティーヴン・キング

雑誌 ケトル スティーヴン・キング特集を、 まためくる。 モダンホラーのなんたるかは スティーヴン・キングから教わった 藤田和日郎先生の寄稿文の、 タイトルである。 僕は、 回廊を自転車で進むダニーのカットから立ち込める不穏な空気が好きだ。 小説家…

パラダイスロスト

アーノルド・ベネット著 渡部昇一 訳・解説 『自分の時間』新装版 本書の、 〈読書好きなあなたへ〉 冒頭から、 小説は「思考する読書」には入らない。 こうきたもんだ。 ただ、要約すると、 思考を必要とするような小説 ではなく 小舟に乗って急流を下るが…

コミックレンタル

都会のレンタルコミック店 ボクラの夢の世界へ ドキュメント72時間にて、 この番組を観た。 舞台は都内の店舗。 僕の住む地方都市には、 このような大規模なレンタルコミック店は、 皆無。 コスパの為の方。 試し読みの方。 ヘビーユーザーが、 様々な理由で…

読む読む

ダイの大冒険の最終話を見届け、 軽くトレーニング。 なんやかんやで、 昼が過ぎたので、 読書タイムスタート。 『死んでいない者』滝口悠生 故人の血族の人々の機微を捉えて、 それらのフィルターから、 1人の人間の往生が、 色を帯びる快作。 ちわぷ〜様に…

演歌にソウル

あの娘 どこにいるのやら 星空につづく あの町あたりか 『夜空』五木ひろし 平尾昌晃による冒頭の歌詞 朝から、夜空を聴く! 演歌の次は、 ソウルだ。 和田アキ子 『古い日記』 アッコさんの、ハッ! これが、気分良し。 2008年、48歳で早逝した、 ソウルシ…

渇きを鎮める

週末。 活字への渇き、 今朝の読書2冊。 それでも、 抑えられず、馴染みの書店へ寄る。 店長さんと軽く会話して、 ジャンル毎の棚を物色。 サブカルのコーナーには、 『変な絵』雨穴 これは、前作を読んだが、 本日は、なんとなくスルーして、 他のコーナー…

素肌の涙

この時期になると、 肌が荒れ出す。 僕はアトピー性皮膚炎をもっていて、 現在はあまり目立たないまでになり、 共存している。 しかし、思春期の頃は無惨。 真っ赤になり、 つっぱり炎症し、ゾンビと馬鹿にされた事もあった。 僕は笑って取り繕いながらも、 …

体罰の定義

僕の中学時代などは、 拳骨されたりビンタされたり、 ぶっ飛ばされたり。 そういう叱られ方は、 当然だと思っていた。 女子のメガネを隠した生徒を、 壁に叩きつけていたのは、 引いたが、 ベクトルは正しかったと思う。 加減もされていた。 現在これを行な…

死神の気配

僕は、核家庭に育ち、 鍵っ子のひとりっ子。 小学生の時分には、 よく暗がりの中をトボトボと徘徊していた。 そして、 そんな時、夢か現か、 黒い影の様な者の気配を感じることが、 ままあった。 今、思えば偶然近くを歩いていた人、 または、 何かの影にす…

カモメ

冬鳥、カモメ。 僕の、カモメに纏わるささやかな想い出。 確か、中学に入ったあたりだが、 男子数人で、 一室に集まりセクシーな映像を観た。 皆、思春期に入ったころで、 多感な時期。 ブラウン菅に映し出される光景に、 一同は没入し、沈黙。 もぞもぞして…

高橋和希の死

去る7月、沖縄県名護市にて、 漫画家の高橋和希が、溺死体として発見された。 サメなどによる、遺体の損傷などの報道に衝撃を受けた。 高橋さんは、遊戯王の作者で富豪。 それもそのはず、 彼が生み出した、 デュエルモンスターズは、 TCG界に革命を起こし、…

五ノ井里奈さんの報道をうけて

性被害のニュースが、 またひとつ。 元陸上自衛隊員の五ノ井里奈さんの件。 それに際して、 僕は、まだ手元にある未読書、 『性暴力をめぐる語りは何をもたらすのか』 この書籍を読んだ。 著者の前之園和喜は、 加害者の他者化のひとつとして、 「異常者」と…

丸くなるということ

若さとは傲慢なもの、 強さとは傲慢なもの。 かつて、 某格闘漫画で読んだ言葉。 数年前の冬、 タクシーに乗りドライバーさんと雑談する中で、喧嘩騒ぎの話題になった。 なぜ喧嘩の話に至ったかは分からないが、 ドライバーさんは、 昔はかなり尖っていたと…

Blu-rayが買いたいんだ!

10年近く使っていたDIGAの故障。 それにより、 DVDもBlu-rayも再生出来ない。 その為、ポータブルDVDプレイヤーを使用しているのだが、 物足りないのである。 配信で、 多くのコンテンツは観る事が出来るが、 ソフトとして持っておきたい作品もある。 コレク…

クリームソーダシティ

『三日月のドラゴン』 この作品から、 長尾謙一郎を読んだ方も多いだろう。 真っ直ぐな、青春空手漫画。 そして、 本記事の、 『クリームソーダシティ』 これなどを読むと、同一作者か? そう感じられると思う。 この作品の完全版の帯に、 山田孝之さんは、 …