郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

髪を整え指標を定める

馴染みの美容室に予約して、

いつもの様にラストの客として入る。

今回は、飲食物は持って行かず、

僕もオーナーのT君も空腹だった。

さらに、熱く語り合いながら施術が進み、

終わったのが20時過ぎ。

 

いつも、

帰りに愛車のハリアーで送ってくれるT君。

今回は、和食屋で食事をしてから、

僕の住まいに到着し、

グータッチをして別れた。

 

今月中に、焼肉に絶対行きましょうという事で、

また積もる話を吐き出す予定。

 

T君が、美容室のオーナーとして独立したのが、

コロナ禍のタイミング。

本人も、絶望した。

だが、不況不屈の精神で今日まで、

ただ1人で、店をまわしている。

 

僕とは3つ年齢が離れているくらいなので、

サブカルなども、時差は無い。

 

毎度、この交流で感じるのが、

そこで自身の人生のビジョンを再確認出来ているという点で感謝に絶えない。

 

自分にとって耳触りの良い言葉。

自分の思想に合う関係。

自分の思い通りに動く人物。

 

そういう関わりは、成長を産まないと、

僕は思う。

無論、結果的にドンピシャという可能性はあるかもしれないが。

 

例えばヘーゲルらの弁証法の如く、

相対する意見の昇華を目指す対話。

というほど高尚な会話を交わしているつもりはないが、

概ね良好で愉快な関係性をT君とは築けている気がしている。

 

厳しい指摘も投げ掛けてくれる仲間に出会えて、

幸運だと強く感じる。

 

さあ、冬がやってきた。

 

除雪の日々。

 

では、また。