郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

因果応報のLINE

先日の夜半過ぎ。 ホビーショップの店長にLINEメッセージを。 実に3年ぶりだ。 カードゲームを、 従兄弟に教えていただきたいという旨。 こちらの都合で、あちらからの連絡は反故にしていたというのに。 僕は無責任で勝手なお願いをしてしまった。 ただ、 …

刺さった言葉 その19

人生とはつまるところ「棚からぼた餅」 なのだと、わたしは思っています。 たとえば、わたしは日本語というもともとある体系を使って、小説というすでにあるスタイルを借り、自分なりに仕事をやっているだけです。 この時点ですでに「棚ぼた」です。 さらに…

あとがきにも刮目すべし/『鬼門街』永田晃一

暑さもあと少しな季節。 長く待っていた漫画の新刊が、 いくつか出たりしている。 『ここは今から倫理です。』 『ドリフターズ』etc そして、 『鬼門街KARMA』の新刊も。 本作の1部である『鬼門街』 最初から読み直している。 内容は、死に瀕した者たちが、 …

カードゲーム地獄変/新時代の主役篇

再び、ワンピースカードゲーム発売。 昨年末には、 知人に頼まれてGETに全集中したが、 無理だった。 そして今回、 本日発売の、新時代の主役。 僕は水面下で動いていた。 予約サイト巡回に、コンビニにTEL。 そして、なんとか一箱だけ、 購入出来た。 しか…

刺さった言葉 その18

なまじその世界に詳しい人が、 相手が前提となる知識のようなものを共有しているかどうかもお構いなしに、 いきなり「自分が好きな/評価している順」だとか、 あるいは歴史的価値観だとかに則って、 言わば「正しく」何かを薦めたところで、 誰も喜ばない結…

季節は変われど、ほっとけないよ。

暑い。 兎に角、暑い日々。 あと少しの辛抱かな、なんて油断していた。 従兄弟から入電した先日を思い出す。 「友達がいない」 兄の方がこう言った。 社会に出ても、孤独。 人間何処にあれど、究極的には個。 弟の方は、ひきこもるも、 なかなか連絡がとれな…

刺さった言葉 その17

シカマルよォ... 女がいなきゃ 男は 生まれねーんだぜ 女がいなきゃ 男は ダメになっちまう もんなんだよ ★漫画『NARUTO』より 〈こぼれ話〉 ブログの大切な同胞が、ご懐妊。 しかも、2名続いた。 僕は、やはり、 女性という存在には、頭が上がらん。 無論…

いじめ🟰絶対悪

僕がブログを始めた理由というか、 起爆剤は、いじめ経験だ。 そして、世間では、 今年も夏休みが終わろうとしている。 学生という立場からは遠く離れたが、 いじめ被害の傷は消えない。 所謂、大人になってもフラッシュバックに悩まされている。 同時に、現…

深山幽谷

昔から、幻想と都市というものに惹かれてきた。 それは、 民話や伝承の不思議。 そして、 民衆が群をなすポリス。 田舎者の根性を背負って、 獣道を征く。 なんてカッコいいもんじゃない。 単純に都会を夢見て脱落したオカルト好き。 それ以上ではない。 お…

刺さった言葉 その16

ウチら 寸止め空手やら スポーツ空手やら 言われるけども 止められるということは アンタ いつでも当てられるってことだよ ★某伝統派空手家の方 〈こぼれ話〉 僕がまだ古流の空手を学び、 フルコンタクトや、防具試合に参加していた頃。 とある伝統流派の方…

刺さった言葉 その15

いつかみんな大人になってゆく 夢から覚めた迷子の様に 胸が震え涙がこぼれたら 伝えなくちゃいけないお前の言葉で ★THE BACK HORN『涙がこぼれたら』より 〈こぼれ話〉 この曲が発売された当時、 僕はバックホーンの虜になっていた。 『サニー』 この様な曲…

戦争と香月泰男の世界

2023/08/15 終戦の日。 『私のシベリヤ』を開く。 洋画家の香月泰男の記録。 香月泰男氏は、シベリア抑留体験者で、 初版の『私のシベリヤ』 こちらは、立花隆氏がゴーストライターとして執筆した。 その中に、 「1945」という香月氏の作品がある。 遺体の絵…

刺さった言葉 その14

メディアはツール。 とても副作用が大きいけれど、 結局はツール。 使うのは僕であり、あなたである。 ならば上手に使おう。 多くの人が少しでも幸せになるように。 多くの人が平和で安らかな時間を過ごせるように。 僕とあなたが、 この世界に生まれて良か…

刺さった言葉 その13

過去を知っていると信ずるのは愚の骨頂だ。 われわれが過去を捏造するのだ。 過去に向かって立つ時、 われわれの眼前にあるのは、 無数のまことしやかな、 虚妄の道路である。 過去について、われわれは頭の中で小説を書く。 ★原口統三『二十歳のエチュード…

刺さった言葉 その12

あらゆる具体的な悩みには、 ぴったりと観念的な悩みが貼りついているのであるから。 そもそもわれわれは不幸なのであり、 その通奏低音の響きに時折具体的な不幸が火花を散らすのだ。 ★中島義道 『どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?…

ゴアと悪意の心象風景

例えば、 『超怖い話』や『新耳袋』を愛でる者。 こちらは、怪談ジャンキー? もし、答えがYESならば、 僕も怪談ジャンキーであろう。 30年余りの間、 読んだり、観たりしている。 以前に述べた通り、 僕はヒトコワ系も相変わらず読み、 納涼に励む。 ただ…

刺さった言葉 その11

いつか未来 「何故あの選択を」 と後悔する事もあるでしょうが... しかし その時その瞬間の 貴方にとっては その選択が最善だったと 思って欲しい ★漫画『ここは今から倫理です。』より

【本好きのタイマン】第1ラウンド/『向日葵を手折る』彩坂美月

ブログ「本好きの秘密基地」 はむちゃんとの読書会 【本好きのタイマン】 第1回 課題図書は、『向日葵を手折る』 さて、始めたい。 内容をまずざっくりいうと、 くも膜下出血で父を亡くした少女、高橋みのり。 彼女の東京から山形に移った中での小6から中…

刺さった言葉 その10

ゆっくり急げ ★オクタウィアヌス 〈こぼれ話〉 この格言は、 数年前に親交のあった書店員さんから、 教えて頂いた言葉。 短いながら、突き刺さりました。

刺さった言葉 その9

だれかに 教えられるのではなく 知りたいから 本を開く 一番 純粋な ほんとうの「学び」です ★漫画『税金で買った本』より

苦悩と悔恨と北斗の拳

北斗の拳40周年ということで、 直撃世代ではないが、 ファンとして電子版を大人買い。 入浴中に読んでいた紙媒体は、 前半の巻が抜け落ちていたため、 1巻から読むのは久々で胸躍る。 しかし、3巻目。 読むのがつらい。 核により荒廃した世界での、 無垢な生…

刺さった言葉 その8

人間は本質的に無知で、 獲得という手段を通じて知識を得る。 ★イブン・ハルドゥーン『歴史序説』より

刺さった言葉 その7

洗わないと もつれるから いつもきれいにね おばあちゃんの口癖なの “身を清くしていれば’’ “潔く生きられる”って もつれは ほどけるわ ★ジェット・リー主演映画『SPIRIT』より

刺さった言葉 その6

天知る、 地知る、 我知る、 子知る ★范曄『後漢書』より

白面の者

僕は、 漫画家の藤田和日郎先生のファン。 生まれて初めて読んだのも、 そして恐らく最期に読むのも、 藤田和日郎作品だ。 何度も執拗に言わせてもらうが、 藤田和日郎作品が、 僕にとっての漫画の原風景。 そんな藤田先生の漫画である、 『ゴースト アンド …

刺さった言葉 その5

これも拒絶し、 あれも拒絶し、 そのあげくのはてに徒手空拳、 孤立無援の自己自身が残るだけにせよ、 私はその孤立無援の立場を固執する。 ★高橋和巳『孤立無援の思想』より

邪眼の力をなめたらアカン/『第8日の夜』キム・テヒョン監督

2500年前、邪悪な悪鬼がいた。 そして、その妖怪は左右の瞳、 赤と黒の眼球を釈迦により封印された。 そして、 その邪眼は、今も存在する。 この金剛経の秘話を巡る、 8日間のスリラー。 さて、作品紹介には、 斧と数珠を武器に僧侶が立ち向かう。 とい…

刺さった言葉 その4

世界がいかに精妙に美しく造り上げられているか、私は知っている。 そして、被造物である人間がどのような物語を織りなしてきたかをも。 ここは、多分ある意味ある角度から見れば、すでに楽園なのだ。 枝分かれし続ける物語で出会ったみなさん。 あなたを、…

お問い合わせは、お電話で。

iPhone Xが壊れかけて、 新機種に買い替えた。 バックアップは済ませてあるし、 全部自分でやってしまおう。 しか〜し、 メールの設定でやや心配があり、 カスタマーセンターにTEL。 早速解決。 僕は、こういう面では躊躇が無い。 お店の予約、 商品の問い合…

刺さった言葉 その3

聞いてみたい歌があったのですよ。 夜から朝へ、一瞬、地平線を走る光のような。 そんな歌。 楽符をなぞる指はないから、 ペンを握り、 空気を震わす美声などないから、 鼻息荒く、「歌」を、描きました。 僕が聞きたかった歌が、 君が聞きたかった歌に、 音…