郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

たのしいは優勝

この言葉は、

一昨年に書店を退職された書店員の方に、

いただいた大切な言葉だ。

Nさん、そう呼ばせていただく。

僕は、某書店がオープンした時期、

10年以上前になるが、

その頃から、客と店員としてNさんと知り合い今に至る。

最初は、会計の時に顔を合わす程度だったが、

時代に仲良くなっていった。

というか、かまっていただく様になった。

Nさんは、僕より10年くらい年上だが、

若々しく、常に冷静ながらも温和。

棚移動の最中でも、

僕の為に話をして下さり、

いつも恐縮と満足感を抱きながら、

僕は帰路に着いたことを覚えている。

 

そして、ある時に退職を知り、

何とか手紙を渡すことができた。

 

それから、ひと月経ったあたり、

コロナで閑散とした近場の温泉にて、

Nさんからのメールを受けた。

 

その文の中に、

件のフレーズ、

たのしいは優勝です。

これを読んだ時に、頭の中で色々な思い出が蘇り、涙した。

このシンプル且つ平易な表現には、

Nさんの理知的な面からこそ来るパワーがあった気がした。

 

そして、

美味しく食べる食事に、

ノリノリになる曲に、

読書やトレーニング、

やりたい事から、

やらなくてはならない事まで、

それらに、たのしさというフィルターを貼っていった。

すると、日常に彩りが生まれる。

 

さて、このブログは、

今日で100日になる。

沢山の素晴らしいブロガーの方々、

趣味や趣向で盛り上がれる方々、

勿論、読んでくださる方々、

モチベーションを維持できたのは、

そういった無数の人々の温かな力による。

感謝しかない!!

 

100日の連続投稿は、

ベテランの方々には大したことはないのかもしれないが、

気持ちの弱い僕にとって、

大きな財産である。

 

これからも、

たのしいは優勝だと思いながら、

続けていきたい。

 

では、また。