この言葉は、
一昨年に書店を退職された書店員の方に、
いただいた大切な言葉だ。
Nさん、そう呼ばせていただく。
僕は、某書店がオープンした時期、
10年以上前になるが、
その頃から、客と店員としてNさんと知り合い今に至る。
最初は、会計の時に顔を合わす程度だったが、
時代に仲良くなっていった。
というか、かまっていただく様になった。
Nさんは、僕より10年くらい年上だが、
若々しく、常に冷静ながらも温和。
棚移動の最中でも、
僕の為に話をして下さり、
いつも恐縮と満足感を抱きながら、
僕は帰路に着いたことを覚えている。
そして、ある時に退職を知り、
何とか手紙を渡すことができた。
それから、ひと月経ったあたり、
コロナで閑散とした近場の温泉にて、
Nさんからのメールを受けた。
その文の中に、
件のフレーズ、
たのしいは優勝です。
これを読んだ時に、頭の中で色々な思い出が蘇り、涙した。
このシンプル且つ平易な表現には、
Nさんの理知的な面からこそ来るパワーがあった気がした。
そして、
美味しく食べる食事に、
ノリノリになる曲に、
読書やトレーニング、
やりたい事から、
やらなくてはならない事まで、
それらに、たのしさというフィルターを貼っていった。
すると、日常に彩りが生まれる。
さて、このブログは、
今日で100日になる。
沢山の素晴らしいブロガーの方々、
趣味や趣向で盛り上がれる方々、
勿論、読んでくださる方々、
モチベーションを維持できたのは、
そういった無数の人々の温かな力による。
感謝しかない!!
100日の連続投稿は、
ベテランの方々には大したことはないのかもしれないが、
気持ちの弱い僕にとって、
大きな財産である。
これからも、
たのしいは優勝だと思いながら、
続けていきたい。
では、また。