郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

素肌の涙

この時期になると、

肌が荒れ出す。

僕はアトピー性皮膚炎をもっていて、

現在はあまり目立たないまでになり、

共存している。

 

しかし、思春期の頃は無惨。

真っ赤になり、

つっぱり炎症し、ゾンビと馬鹿にされた事もあった。

僕は笑って取り繕いながらも、

泣いていた。

剥き出しのこころを、傷つけられた。

 

そんな経験には、今は感謝している。

肌の色や、思想、ジェンダーetc

異質なものを叩く力に、

抗う気概を手にしたと感じている。

まだ、

僕の反逆の狼煙は、

上がったばかりである。

 

では、また。