僕は、実店舗で本を買うことも多い。
しかし、
ネットでポチる頻度は更に多い。
書店ならば、いつもの巡り方で各ジャンルを周り物色して、
中身を確認して買えばイイ。
一方で、ネットは、
無限の宇宙を漂う感覚。
まあ、宇宙を漂った経験はないのだが、
表現するなら、そんな感じだ。
書店でも2、3時間滞在する僕だが、
スマホで選ぶ際は、
更に時間がかかる。
今日は、サブカルにしようとか、
または、文学にしようとか、
色々なルールを決めるものの、
あまり、意味をなさない。
本のジャンルの完璧な線引きなど出来ず、サブカルやら、文学やら、専門誌やら、
僕が勝手にカテゴライズしたそれらに毎度毎度にわたり翻弄される。
そして、コストの問題もある。
どうせなら安く入手したい本、
新品で購入したい本。
これらが、入り混じり、
僕の頭に去来する一種のカオス。
例えば、ルポを買うとする。
犯罪法律、政治経済に迫る社会派。
エロや、オカルト、笑いなどのエンタメ。
このように、勝手に分ける。
次に、新品、中古の在庫や発行年数。
捲らずにいかに内容を確認するかに腐心。
そして、サイトの巡回により、
目は疲れて、頭が痛くなる。
なんで、こんな事してんだ??
読みたいからだった。
そう思い出すまで、ややかかる。
最後は、やはり性格。
僕は優柔不断なので、迷う。
何度もカートに入れては、
選び直すの繰り返し。
生命を削り、時間を割き、
お金を払って辿りつく場所。
それが、
読書という世界。
まさに、西天取経の旅。
ガンダーラが、聴こえるぜ!
という風に、頭のネジも狂ってくる。
何事も節度があるのは分かるが、
やめられない。
今夜も僕は、天竺へと向かうだろう。
では、また。