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日常を怯えて過ごす人間の雑記

津原泰水を悼んで

2022年10月2日、

津原泰水、58歳で他界。

僕は、津原作品を全て読んだわけではない、

わけではないが、残念だ。

 

初めて津原作品に触れたのは、

『妖都』だった。

怪しげでいて、艶のある幻想ホラー、

と勝手に決めてはいけないが、

故人を悼む1人の本好きとして、

敢えて記憶だけを頼りに書いている。

 

乙一の様に、津原文学も、

白、黒、陰陽ある。

そして、僕はまさに黒津原を読んだ。

 

Twitterで評価された、

『11  eleven』

同じく短編集の、

『綺譚集』

さらに、

『ペニス』

 

虚妄入り乱れる、津原作品の世界は、

ハマる方には、相当刺さるしハマる!

 

悲しいが、これを機に読んでみようという方、

いらっしゃる筈だ。

そして、耽溺してみては如何か?

 

そんなに詳しくない僕がいうのも、

恐縮だが、

また1人、

魅力的な作家が、逝ってしまった。

 

では、また。