『鏡の国のアリス』
この童話のジャムの話。
1日おきのジャム。
今日は、「おき」にはあたらない。
よって、ジャムは手に入らない。
明日が今日となり、今日が昨日となっても、今日はやはり今日なので、明日のジャムと昨日のジャムはもらえない。
こういうものを、見聞きするたびに湧き上がる思考。
未来も過去も現在の支配下にあるのでは?
例えば、明日は頑張ろうと意気込んで迎えた翌日とは、体感的にすでに今日である。
また、
過去のいつかにタイムリープしたとて、
その日は、過ごす人間にとってやはり今日。
そんなパラドックス。
いつだって、我々は今を生きていまいか?
少なくとも僕は、
人生は今日の連続だと思う。
よって、今のこのありのままの自分を、
懸命に生きること。
それが、僕の人生観だ。
反対派の方も、カウント出来ないほどいるだろうが、僕はこの考えを好む。
今という瞬間をつないでいく。
刹那とは、僕に対しては、
ロマンと同義語になっている。
では、また。