暑くて暑くて、
ブラインドで日差しを遮断する日がある。
更に首にはアイシングのタオルを巻く。
そして、
怪談などを読んだり、
サブスク観たり。
逆ブラインドの暗さと、
首の圧迫感で、
僕のフラッシュバックが起こる。
あれは20代の初めのいっときの期間。
暗黒期。
パジャマを着たまま毎日暮らして、
昼夜逆転。
夕方に起きては、ジャンクフードを齧り、
深夜まで室内で茫然としていて、
朝方には、強い睡眠薬で寝る。
その時期に、
僕は自裁行為として首を吊り、
救急搬送された後に、隔離。
注射や投薬を受けて、
廃人状態で、ただただ読書と睡眠。
この後から、今に至るまでの困難さは、
筆舌し難い。
先日、クリニックに行くと、
親子連れの通院者がいて、
若い男性が、頭髪に髭は伸びて、
体は肥満体。
恐らく入浴もしていない。
そんな状態だが、通院しているだけで、
頑張っていると感じた。
僕は、
入浴をしなくなるまではいかなかったが、
通院や日常生活への重みは、
分かるつもりだ。
名も知らぬ青年と思しき人物。
そして、圧迫感。
過去のフラッシュバックに、
絶望感は、ままある。
そして、
それと上手く折り合いをつけながら生きる。
自分にとって最後の防波堤であり、
決壊寸前のダムの様な感情。
肝要なのは、やはり心の持ち方。
また、
夏休みの季節が近づいて来た。
学生さん達の中には、希死念慮を持つ方、
その他の諸問題を抱える方、
沢山沢山いらっしゃる。
どうか、ご自身の心の余裕の残量、
ライフゲージを大切に。
そんなことを考えながら、
日没の街に佇んでいる。
嗚呼、みんなが心穏やかに過ごせますように。
というと、時代錯誤な夢想家と云われるのかなぁと。
でも、ディドリーマー。
それも、良いんじゃないかな。
KARA元気に、根拠のない自信。
そういう武器というかツールを、
ガンガン持っていたい。
僕は。
あくまで僕個人は。
では、また。