郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

ブラインドと圧迫感と少しの希望

暑くて暑くて、

ブラインドで日差しを遮断する日がある。

更に首にはアイシングのタオルを巻く。

そして、

怪談などを読んだり、

サブスク観たり。

 

逆ブラインドの暗さと、

首の圧迫感で、

僕のフラッシュバックが起こる。

 

あれは20代の初めのいっときの期間。

暗黒期。

 

パジャマを着たまま毎日暮らして、

昼夜逆転

夕方に起きては、ジャンクフードを齧り、

深夜まで室内で茫然としていて、

朝方には、強い睡眠薬で寝る。

 

その時期に、

僕は自裁行為として首を吊り、

救急搬送された後に、隔離。

 

注射や投薬を受けて、

廃人状態で、ただただ読書と睡眠。

 

この後から、今に至るまでの困難さは、

筆舌し難い。

 

先日、クリニックに行くと、

親子連れの通院者がいて、

若い男性が、頭髪に髭は伸びて、

体は肥満体。

恐らく入浴もしていない。

そんな状態だが、通院しているだけで、

頑張っていると感じた。

 

僕は、

入浴をしなくなるまではいかなかったが、

通院や日常生活への重みは、

分かるつもりだ。

 

名も知らぬ青年と思しき人物。

そして、圧迫感。

 

過去のフラッシュバックに、

絶望感は、ままある。

そして、

それと上手く折り合いをつけながら生きる。

自分にとって最後の防波堤であり、

決壊寸前のダムの様な感情。

 

肝要なのは、やはり心の持ち方。

 

また、

夏休みの季節が近づいて来た。

学生さん達の中には、希死念慮を持つ方、

その他の諸問題を抱える方、

沢山沢山いらっしゃる。

 

どうか、ご自身の心の余裕の残量、

ライフゲージを大切に。

 

そんなことを考えながら、

日没の街に佇んでいる。

 

嗚呼、みんなが心穏やかに過ごせますように。

 

というと、時代錯誤な夢想家と云われるのかなぁと。

でも、ディドリーマー。

それも、良いんじゃないかな。

KARA元気に、根拠のない自信。

 

そういう武器というかツールを、

ガンガン持っていたい。

 

僕は。

あくまで僕個人は。

 

では、また。