毎日、色々読んでいると、
ついつい後回しにする本が出る。
『かわいそ笑』
こちらも、そのスタメン落ちの1冊、
だった。
しかし、読んでみるとオモロ〜。
著者の梨さんについては、
何も知らないし、
作中に頻出するネット掲示板、
検索禁止ワード、
悉く知らん。
そんな僕にとって、
解析困難な本書。
ただし、この本。
読者を喰らう。
読者にまとわりつく。
断片的な、
ネット上の怪談や、画像。
仕掛けは整っている。
そして、
最後には、読者は傍観者ではいられない。
共犯の示唆を受ける。
悪意
業
新たな怪談のスタイルに、
ワクワクすっぞ。
早速、著者の新作をポチる。
では、また。