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日常を怯えて過ごす人間の雑記

邪眼の力をなめたらアカン/『第8日の夜』キム・テヒョン監督

2500年前、邪悪な悪鬼がいた。

そして、その妖怪は左右の瞳、

赤と黒の眼球を釈迦により封印された。

そして、

その邪眼は、今も存在する。

 

この金剛経の秘話を巡る、

8日間のスリラー。

 

さて、作品紹介には、

斧と数珠を武器に僧侶が立ち向かう。

ということで、

妖怪バトル的な、

韓国版のツイ・ハークっぽい作品かと昂っていたわけだが、

結果は、もっと複雑な内容。

そして、スリラーだが泣ける。

さらに、個人的にオモロ〜

 

詳述はしないが、

信仰と苦悩の物語であり、

符呪や結界などを含んだ、

退魔的なバトル要素もありで満足。

 

フレッシュな、若手俳優さんが、

重いテーマに、緩和を与えてくれたりもする。

 

私見だが、

主役の僧侶が、ある理由で信仰に迷う。

そして、その僧侶が自己犠牲にはしる。

 

この辺りが、

エクソシスト』のダミアン・カラス神父

彼に重なってみえた。

 

重いのと、やや複雑な映画だが、

韓流ホラーは、秀逸だなぁ。

 

2021年 制作 韓国

 

Netflix

 

こちらにて、配信されておりますので、

是非。

 

では、また。