先日の夜半過ぎ。
ホビーショップの店長にLINEメッセージを。
実に3年ぶりだ。
カードゲームを、
従兄弟に教えていただきたいという旨。
こちらの都合で、あちらからの連絡は反故にしていたというのに。
僕は無責任で勝手なお願いをしてしまった。
ただ、
言い訳になるが、その3年の間に僕はメンタルの病と対峙し続けていた。
そして、ホビーショップにも行けなかった。
さらに、負い目を感じて返信を絶った。
そんなに跳ね除けた人間に、
いきなり頼み事とは、
我ながら傲岸不遜の極み。
そんな昏い気持ちで、
暑さの中で何とか日々を営んで、
現在。
ホビーショップ店長からは、
返信は無い。
既読の2文字が僕に斥力を放つ。
何処からレスキューのサイレンが鳴っている。
僕の内面からも、
救難のシグナルが音を立てている気がした。
秋が近い残暑の夜に、
中島みゆきの『系』を聴く。
他者を救いたいと嘯きながら、
その実、
また違う他者を蔑ろにした自分。
世界がまた、歪んでしまう。
では、また。