郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

因果応報のLINE

先日の夜半過ぎ。

ホビーショップの店長にLINEメッセージを。

実に3年ぶりだ。

カードゲームを、

従兄弟に教えていただきたいという旨。

こちらの都合で、あちらからの連絡は反故にしていたというのに。

 

僕は無責任で勝手なお願いをしてしまった。

 

ただ、

言い訳になるが、その3年の間に僕はメンタルの病と対峙し続けていた。

そして、ホビーショップにも行けなかった。

さらに、負い目を感じて返信を絶った。

 

そんなに跳ね除けた人間に、

いきなり頼み事とは、

我ながら傲岸不遜の極み。

 

そんな昏い気持ちで、

暑さの中で何とか日々を営んで、

現在。

 

ホビーショップ店長からは、

返信は無い。

既読の2文字が僕に斥力を放つ。

 

何処からレスキューのサイレンが鳴っている。

僕の内面からも、

救難のシグナルが音を立てている気がした。

 

秋が近い残暑の夜に、

中島みゆきの『系』を聴く。

 

他者を救いたいと嘯きながら、

その実、

また違う他者を蔑ろにした自分。

 

世界がまた、歪んでしまう。

 

では、また。