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日常を怯えて過ごす人間の雑記

あとがきにも刮目すべし/『鬼門街』永田晃一

暑さもあと少しな季節。

長く待っていた漫画の新刊が、

いくつか出たりしている。

 

『ここは今から倫理です。』

ドリフターズ』etc

 

そして、

『鬼門街KARMA』の新刊も。

 

本作の1部である『鬼門街』

最初から読み直している。

 

内容は、死に瀕した者たちが、

天国に行くのではなく、

地獄行きを契約して鬼とバディを組む。

ヤンキー漫画要素にサスペンスにオカルト。

筆者は、高橋ヒロシ先生のお弟子さん。

バトルも無論ある。

 

ジョジョ』のスタンド。

『スカイハイ』的な選択。

一部から『鬼滅の刃』のパクリ説も出たらしく、

色々な見方があるが、

あくまで、永田先生のオリジナルの快作。

鬼滅とは、全然異なると思う。

 

さて、この作品の第1巻のあとがき。

そこに作者の本作への想いが2ページにわたり綴られている。

 

内容は、悲しい事件。

作者の親友の身に起こった事実。

僕が、説明するのは違う気がしてしまう。

少なくとも、

『鬼門街』をこれから読む方には、

是非、作品の内容と作者の声を目撃していただきたい。

そして、必ずしもあとがきから読めとは言いません。

 

切実な願いが込められた作品。

『鬼門街』と続編。

また、永田先生の自伝的漫画もありますよ。

 

来月の新刊を待ちながら。

 

では、また。