郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

過干渉だった母

毒親とか、機能不全の家庭。

そういったワードがあるが、

僕の若い頃も、

家庭は荒れていた。

 

両親も諍いばかりで、

常に緊張感の中で、一人っ子の僕は暮らしていた。

 

母は、僕の成績が下がると恥ずかしいと言い、

父は、不機嫌。

 

今回、思い出しているのは、

母についてである。

 

髪型、服装、嗜好に干渉してきて、

美容室に行っても、

服やら何やらを買いに行っても、

少年の僕の脳裏には、

また母が五月蝿く言う様が浮かんでいた。

 

また、僕は母に対して暴言を吐くことも出来なかった。

ババア!

とか言ったことは、皆無だ。

 

それからは、

諦めて生きた。

 

母の傀儡になるつもりは無い。

自分の人生だ。

 

月日は流れて、

現在。

 

母や父とは、まあまあの関係。

 

フラッシュバックは、

よくあるけれど。

親とは、最も近くて1番遠い存在だった。

 

では、また。