A「皆んなで旅行行きたいね」
B「なんで行く?」
これは、何故旅行に行かねばならないか?
ではなく、交通手段の話だが。
Aが誤解すれば傷ついてしまうだろう。
A「こちらの品物にご興味ございませんか?」
B「けっこう」
これは、かなり興味があるのか?
いや、断りである。
A「火をどうぞ」
B「あ、スイマセん」
Bは、タバコを吸わないのか?
いや、ライターのお礼かも知れない。
A「お味はいかが?」
B「ふつうにイケますね」
Bは、 異常なほどに不味いと思っていたか?
そうでも無くて、悪意なく称賛している。
A「如何様になさいますか?」
B「さいあく、それで構いません」
いきなり、最悪とまで言う?
そうではないんだが。
A「あの先生は、苦手だ」
B「分かる、怖いしね」
Aは耳で聴いているので、
死ねは、言い過ぎだと思うかも。
イントネーションによっては。
A「この服どうよ?」
B「まあ、ありじゃね」
肯定なのか否定なのか?
アリなのか?
アリじゃないのか?
A「たいへんなことです」
B「なにが?」
これは、簡単ではない偉業を指すか?
なにか、やらかしてしまったか?
A「何でもないよ」
B「いやいや、何でもあるよ」
C「??」
AとBの話を断片的に耳にしたC。
何でも有るのか?
何が何処に?
はて。
こうもなるかも知れない。
A「イカしてるよな」
B「あ、うん」
Bは、何処に?やら、イカ?やら
混乱するかも。
A「おたくも、なかなかのもんだな」
B「あ、ええ」
違うか、俺のことか。
なかなかの、門?
どういうことだろう?
A「TVけしましょうね」
B「ママ、消しちゃうの?壊すの?」
具体的でなく、抽象化されて、
幼児には届いていない。
電源をオフにするだけだが。
A「ちょっといってくる」
B「行くのか来るのか?」
これは、有りえない誤解の様で、
地方では、あった。
ざっくり挙げたが、
これらの様に、
文字にせずに、
もしくは使い方、
タイミングを間違えた日本語は多い。
僕も、かなり間違ったり、
また、誤解を与える。
これだって、
口語では、
「5階を与える」になる
まあ、極端な話だが。
日本語は、スラングに限らず、
日々、その形態を変える。
僕は、注意します。
そして、ケータイは変えませんよ。
今のところは。
では、また。