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日常を怯えて過ごす人間の雑記

怖気07/『ばんもんの部屋』夜馬裕

様々な怪談師の台頭の時代。

夜馬さんは、厭な話のストーリーテラー

 

さて、タイトルの『ばんもんの部屋』

こちらの、集合住宅の清掃員の恐怖。

 

ネタバレはしないが、

夜馬裕さんの単著処女作、

〈厭談〉収録。

同書収録の、

『治験で世界を旅する男』という、

秀逸な実話怪談も堪らんなぁ。

 

夜馬さんの語りは、

他の怪談師と比べて粘着質で、

ひとつのお話の尺も長い。

そして、厭な内容!

癖になりますぜ。

 

僕の蔵書の中の、オカルト本、

さらにしぼって、竹書房怪談文庫は、

大分手放したが、

まだ、500冊はある。

 

それを読みながら、

耳からも聴くわけだが、

夜馬さんは読んでよし聴いてよし。

 

まだ、単著は少ないが期待大。

 

怪談実話、至高だべ。

 

ちなみに、

この記事から読んで下さる方に配慮が足りないといけないので、毎回申します、

というのは、

怪談新耳袋〉や〈超怖い話〉

ここらへんから入るのを推奨。

これですね。

 

因みに、怪談社の糸柳さんが頻繁に上記のシリーズのお話を挙げていらっしゃるので、

よければ是非。

 

まあ、

怖気は、様々な媒体から発せられるので、

映画、バラエティ、マンガ、アニメ、ゲームなどなど、

お気に召すままに、

お楽しみくださいね。

 

ちなみに、僕はスズメバチが1番怖い。

 

次回の怖気も、読んで頂けると幸いです。

有難う御座いました。

 

天空破邪魑魅魍魎!

 

では、また。