様々な怪談師の台頭の時代。
夜馬さんは、厭な話のストーリーテラー。
さて、タイトルの『ばんもんの部屋』
こちらの、集合住宅の清掃員の恐怖。
ネタバレはしないが、
夜馬裕さんの単著処女作、
〈厭談〉収録。
同書収録の、
『治験で世界を旅する男』という、
秀逸な実話怪談も堪らんなぁ。
夜馬さんの語りは、
他の怪談師と比べて粘着質で、
ひとつのお話の尺も長い。
そして、厭な内容!
癖になりますぜ。
僕の蔵書の中の、オカルト本、
さらにしぼって、竹書房怪談文庫は、
大分手放したが、
まだ、500冊はある。
それを読みながら、
耳からも聴くわけだが、
夜馬さんは読んでよし聴いてよし。
まだ、単著は少ないが期待大。
怪談実話、至高だべ。
ちなみに、
この記事から読んで下さる方に配慮が足りないといけないので、毎回申します、
というのは、
〈怪談新耳袋〉や〈超怖い話〉
ここらへんから入るのを推奨。
これですね。
因みに、怪談社の糸柳さんが頻繁に上記のシリーズのお話を挙げていらっしゃるので、
よければ是非。
まあ、
怖気は、様々な媒体から発せられるので、
映画、バラエティ、マンガ、アニメ、ゲームなどなど、
お気に召すままに、
お楽しみくださいね。
ちなみに、僕はスズメバチが1番怖い。
次回の怖気も、読んで頂けると幸いです。
有難う御座いました。
天空破邪魑魅魍魎!
では、また。