郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

先輩が猿になった日

お酒に溺れて、

精神もやられて、

目にクマを作り、

入退院を繰り返していた先輩。

 

しばらく連絡は取っておらず、

心配していた。

 

かねてから日に日に痩せていく先輩。

人格も変化。

元来、穏やかな気質で優しい方だったが、

段々と変貌していった。

自身の思い通りに物事がいかないと、

あからさまに苛立ちを見せる。

ミソジニー発言も目立つ様になり、

疎遠になっていた。

 

そして、とある動画がLINEに添付されてきて驚いた。

 

「ウッキー」

そう言って笑う先輩は、

頭から猿の被り物を被り。

小枝の様な華奢な体を震わせながら、

何処の施設の様な場所の売店らしき場に、

座っていた。

 

最近、周りに病み、闇。

僕は、これ以上余裕がないので、

先輩の心の叫びや、思想にコミットすることは出来ないな。

そう思った。

 

距離感を覚えた時、

少し気持ちが軽くなった気がした。

 

自分が潰れてしまうと、

元も子もない。

 

正義感や使命感は、確かに大事。

ただ、地盤を固めていないと諸刃の剣だ。

それが、今の僕の所感である。

 

では、また。

 

追記 

今は気持ちを切り替えて、ポジティブに、

面白く生きたいと考え、

楽しみを探しています!