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日常を怯えて過ごす人間の雑記

オカルト?Oh!カルト

ふざけたタイトルだが、

オカルトとカルト的作品の線引きがむずい。

というわけで、

やや前だが、ドクターストレンジMoMを、

サム・ライミが担当したのは、

テンションが上がった。

彼がスパイダーマンを撮る更に前、

すなわち『死霊のはらわた

NETFLIXで、新作が作られたが、

こういう作品を幼少期によく観ていた。

当時、ジェイソンやフレディ、ピンヘッド等が流行っていた事も関係していると思う。

そして、アジアでも『霊幻道士』、

『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』

ここらへんが熱かった。

キョンシー退治や、幽霊との関わり。

そういった内容にハマった僕が、生まれて初めて買った漫画単行本が、

藤田和日郎先生の、『うしおととら』!

稲妻に打たれた。

いまだに好きな漫画の1位である。

とらと名付けられた妖怪と、

真っ直ぐな熱血少年、蒼月潮が、

さまざまな敵と戦いながら成長していく号泣必至の少年漫画。

法力僧、錬金術、符呪師、西洋魔道etc

オカルト要素も満載。

詳しくはまた別の記事で。

漫画では、『孔雀王』もオカルトだった。

退魔師、孔雀が密教の術を駆使して、

怪奇事件を解決していくのだが、

作中に出てくる呪言を真似しまくった。

三上博史阿部寛

この2人が主役で2度実写化していて、

ユンピョウも出演。

どんどんそういった作品に浸かり、

川尻義昭のアニメ、

夢枕獏の小説、

荒俣宏の『帝都物語

山田風太郎の『魔界転生

クトゥルー神話を少し、

といった具合に育っていた。

ちなみに、

帝都物語加藤保憲という魔人は、

かなりキャラ立ちしていて、

ストリートファイターIIのベガの元にもなった。

そうして高校の時にリバイバル上映されていた

悪魔祓いものの金字塔、

エクソシスト

夢中になった。

バチカン公認の悪魔祓いの映画。

亜流も沢山作られたが、

本作のインパクトは超えて来ない。

一方で、怪談も大好物で、

夏には稲川淳二の怪談ナイトに足を運んでいる。

特に、『生き人形』というエピソードが、

秀逸で、怖いが、

稲川さんのコミカルさと話芸は国宝級。

一度は聴いてみていただきたい。

もちろん、狩野英孝司会の、

『怪談のシーハナきかせてよ』

もチェック済みで、面白い。

この番組と共に実話怪談が流行っている気がするが、そこで外せないのが、

平山夢明の存在であろう。

僕は大ファンなので、

『sinker沈む者』や、

デルモンテ平山名義の本、

超怖い話の、勁文社の新書から文庫、

さらに『東京伝説』等はコンプしている。

ただ、後悔しているのが、

双璧を成す、

新耳袋』の初版本を、安易に手放してしまったこと。

悔しいです!

とここまでダラダラとオカルト作品を羅列したが、内容にはあまり触れないスタンスでいこうと思う。

興味が湧いた方が、ワクワクしながら調べて下されば、これに勝る感動は無い。

では、また。