郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

性暴力を考える前に

カーラジオから、

SEAMOの『Continue』が流れた。

この曲には、思い入れがある。

もう10年以上前になるが、

当時、流行っていたmixiにて、

同年代の女性とやりとりをしていた。

その方にオススメしていただいたのが、

この曲であった。

細かい経緯は忘却してしまったが、

その女性の体験の事は、

今でも、折に触れ頭をよぎる。

 

仮にA子さんとするが、

彼女は、

3歳頃に、親族に性的虐待を受けた。

A子さんはそれを、

十字架の様に背負い、

成人後も、苦しんでいた。

虐待を受けた方は、

何年も経ってから、ふとしたきっかけで、

フラッシュバックや、

自己の肯定感の低下や、気分障害などに襲われるケースもあると後年に知った。

さて、

A子さんの訴えでは、

自分は必ず外国人男性と結婚したい。

そう何度もおっしゃっており、

性的虐待で、汚された感じがして、

全く異なる繋がりによる、

上書きともいえる行為を望んでいた訳である。

浄化と言っていた気もするが、

当時の僕は、あまり理解出来なかった。

 

この体験から、

少し性暴力について考える様になり、

今でも細々とではあるが、

調べたりしている。

 

伊藤詩織さんの件などで、

フェミニズムや、ジェンダー論が拡大する昨今の潮流の中で、

僕に発言する力があるかは、

甚だ心許ない。

しかし、

頭にぐるぐる回っている問題を、

忘れたくは無い。

そういう訳で、早速話を展開したいところではあるが、

手元に残っている性暴力関連書も、

数十冊は有るため、

整理しなくてはいけないので、

一旦は断念。

また、

1つの記事では纏められないテーマだと思うので、複数回に分けようと決めた。

それが、

何回になるか、

また、

連続してアップ出来るか未定だ。

 

読んでいただけると、

幸いです。

 

では、また。