郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

ストロボ

冬が近づく。

頭の中に、広瀬香美が流れる。

19歳のころから、

僕は大学を休学したり復学したりを、

繰り返していた。

その中で1番移動した時期が冬。

国内線の機内のチャンネルでは、

広瀬香美の番組があった。

それに便乗して、

当時はまだ、ゴツゴツしていたiPodに、

広瀬香美を詰め込んで、

空港での待ち時間や、

高速バスの車内でひたすら聴いていた。

 

誰しも、想い入れのある曲はあると思う。

エモい曲と言うのだろうか。

 

僕は、広瀬香美の『ストロボ』

この曲を聴く度に、

挫折と青春と、耳にこたえる気圧を、

追体験するような、

そんなノスタルジアに浸るのである。

 

では、また。