郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

脆弱な信頼性の中で。

紅塵万丈

世俗の煩わしさ。

 

現代の文化的な進展、

そして、

富めるものは富み、

貧しさは止まらず。

 

新聞を読むと定期的に、

おざなりにされてきた問題点が書かれている。

多様性の時代、

響きはいい。

しかしながら、

ひきこもりの数は上がり、

いじめによる自裁は加速。

SNSで知り合った誰かと誰か、

その内での陰惨な事件。

 

現代社会の着眼点は、

様々なセンシティブな問題を浮き彫りにした。

ハンディ。

セクシャルな事情。

 

そして、同時に夥しい数の、

まさに、那由多とも云える、

他者・誰か

こういった存在の台頭に揺らいでいる様に感じてしまう。

 

様々な形を容認すること。

それは、美しくもある。

だが、

この数え切れない誰かと誰か。

それらを簡単にドッキングする温床になったとも云えはしまいか?

 

そして、

他者と他者が、

他者と他者でなくなるのはいつか?

さらにそれが成立共存可能なのか?

 

利便性や合理性による弊害。

政界や法曹界から、

学校や近所の狭間に至るまで、

突如としてゼロ距離に繋がるご時世。

 

この中で、

僕はあまり世相に関することは書かなかった。

書けなかった。

発言の信憑性が地に堕ちた。

結果、自ら封印。

 

僕が、キッカケになりたい。

また、痛みを共有できれば。

 

こう言っても、

説得力に欠ける。

致命的なまでに。

 

この脆く頼りない叫びで、

学も無い僕は無力以下なわけだが、

自分を救ってくれたサブカル等を、

これからも挙げていきたい。

 

脆弱な信頼性の中で。

 

では、また。