郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

NIMBYについて

世間とは、なかなかに残酷だ。

例えば、

何らかの処理施設や、グループホーム

これらを否定しないという人は、

大勢いる。

しかし、

同時に、自分の居住エリアに作られるのは、

断固拒否する。

 

この記事は、

とある方の著書から着想して書いているのだが、問題は、

原発、ゴミ処理場の様なケースに限らない。

 

人と人の関係性にも通ずる。 

 

そういう体験をしたから言うのだが。

 

かつて僕がコールセンターにいた頃、

2名のエンジニアの方と知り合った。

彼らはいかにも人道的な思想然とした論調で話しており、

僕は、自身が病んでいる事を打ち明けた。

そして、去って行った。

 

恐らく彼らは、

「ハンディによる差別などとんでもない。しかしながら自分達に関わられるのは、ゴメン被る」

こういうスタンスなのだと身に染みた。

 

理解者というペルソナの下には、

差別が見え隠れしている。

 

ホロコーストにしても、

黒人差別の問題にしても、

いつだって、

もっともらしいロジックで始められ、

都合よく問題は進んでいく。

 

世間は、マスカレードの夜のままだ。

(誰もがとは言いません🙇‍♂️)

 

では、また。