世間とは、なかなかに残酷だ。
例えば、
何らかの処理施設や、グループホーム、
これらを否定しないという人は、
大勢いる。
しかし、
同時に、自分の居住エリアに作られるのは、
断固拒否する。
この記事は、
とある方の著書から着想して書いているのだが、問題は、
原発、ゴミ処理場の様なケースに限らない。
人と人の関係性にも通ずる。
そういう体験をしたから言うのだが。
かつて僕がコールセンターにいた頃、
2名のエンジニアの方と知り合った。
彼らはいかにも人道的な思想然とした論調で話しており、
僕は、自身が病んでいる事を打ち明けた。
そして、去って行った。
恐らく彼らは、
「ハンディによる差別などとんでもない。しかしながら自分達に関わられるのは、ゴメン被る」
こういうスタンスなのだと身に染みた。
理解者というペルソナの下には、
差別が見え隠れしている。
ホロコーストにしても、
黒人差別の問題にしても、
いつだって、
もっともらしいロジックで始められ、
都合よく問題は進んでいく。
世間は、マスカレードの夜のままだ。
(誰もがとは言いません🙇♂️)
では、また。