ブログ友達からのオススメで、
朝から観た本作。
監督、主演作品。
妻を亡くし、孤立した老人ウォルト。
彼はフォード社に半世紀勤めていた経歴を持つ頑固な人嫌い。
そんな、ウォルトの愛車。
ヴィンテージカーの、
「グラン・トリノ」をアジアの青年タオが盗もうとするのだが。
あらすじは、ここまで、
感想としては、胸を抉られると同時に、
死生観を問われる。
ウォルトは、戦争で人命を奪い皮肉にも勲章を授与された過去を持ち、
それを、抱え続ける。
また、彼の終の住処の周辺には、
モン族という人々や様々な人種が住んでおり、
差別問題に関しても、
考えさせられる。
親族にも、疎まれたウォルトが、
タオという、愚直な青年との交流から、
人生の終末期に、
ささやかな光を見出す過程には、
胸を打たれた。
そして、ウォルトと、彼と心通わせるタオ達の周囲から事態は危険な方向へと向かう。
どうなるか?
結末は、観ていたきたいです。
グラン・トリノにしても、
ウォルトにしても、
歳月を超えて輝く存在。
彼の手腕には、
何度も唸らされる。
最後に、紹介してくれた、
shortanimes様に、
感謝致します。
では、また。