やはり、実話系を出したい!
そして、
怪談実話界に於いて、
平山夢明さんと双璧を成す方がいる。
福澤徹三さん、その人である。
平山さんと同じく、
怪談以外の小説も手掛けてらして、
映像化も多数。
そんなレジェンドの記念碑的書。
3度リニューアルされた1冊。
『怪を訊く日々』ちくま文庫
この怪奇譚の秀逸さ。
また、巻末の解説から学べる日本の怪談実話のバックグラウンド。
平山夢明が、ガツンと恐怖を叩きつける。
福澤徹三は、ズシリと不安を乗せてくる。
このお2人を始めとして、
怪談実話の書き手は、明るく愉快。
詳しくは、
竹書房から出ている、
『ふたり怪談 肆』
こちらの、
怪談のエンタメ力の高さ。
スナック菓子の様なポップさ。
まだまだ、ご紹介出来ればと思います。
ただ、順番が難しいっすね。
僕はいつも、知人等に尋ねます。
具体的な、シチュエーションまで。
例えば、
男女の話、
肝試しでの怪奇、
田舎での体験、
状況次第でバリエーションが変わる。
なまら多岐に渡ります。
リクエストが鍵になる。
そんなジャンルでございますが、
ここまで、読んで下さりあざす!
では、また。