郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

怖気へのご案内

春の訪れが近い。

そして、その内あっという間に納涼の必要な季節もやって来る。

来る。

きっと来る。

というか、昨今は年中怪談。

もし、フォビアに飢えてきた。

そんな方がいるならば、是非。

 

さて、まず恐怖と言っても、

心霊、人怖、スプラッター、サイコ等

多岐に渡るわけですが。

そこは、僕は中途半端な人間として、

怪奇マージナルマンwだからこそ、

自由且つ曖昧にオススメさせて頂きたいです。

 

まず、

新耳袋』とか『超怖い話』

イイっすよね。

もし、そこを通るならば、

稲川淳二座長&平山夢明

『怖い話はなぜモテる』

入り口としてナイス。

 

しかし、流通の問題があります。

なので、平山夢明さん、

『恐怖の構造』

本書にて、

平山さんは云います。

 

〈現実に絶望している人間にとって、

劇的な体験のみが現実からいっとき目を離して、

問題をサスペンドさせてくれる。〉

 

名言過ぎる。

現実で落ち込んでいる方、

そんな方にこそオススメしたい領域。

 

平山夢明さんは、

実話怪談界でも、ミステリ界でも巨星で、名も知れていらっしゃる方。

ゲロにゲロをぶち込んで食べ、

その排泄物を缶に入れ冷やす。

的な安易なレベルではなくて、

想像を超える創造主にして、

怪奇コレクター。

 

そんな訳で、平山夢明さんに限らず、

今後、紹介出来ればと思う本もあるかもしれませんので宜しくどうぞ。

 

それから、読まなくてもイイ。

みる、きく。

それも良い。

コースを疾走しなくとも、

自室でスクワットしたら効きますもん。

 

では、また。