春の訪れが近い。
そして、その内あっという間に納涼の必要な季節もやって来る。
来る。
きっと来る。
というか、昨今は年中怪談。
もし、フォビアに飢えてきた。
そんな方がいるならば、是非。
さて、まず恐怖と言っても、
心霊、人怖、スプラッター、サイコ等
多岐に渡るわけですが。
そこは、僕は中途半端な人間として、
怪奇マージナルマンwだからこそ、
自由且つ曖昧にオススメさせて頂きたいです。
まず、
『新耳袋』とか『超怖い話』
イイっすよね。
もし、そこを通るならば、
『怖い話はなぜモテる』
入り口としてナイス。
しかし、流通の問題があります。
なので、平山夢明さん、
『恐怖の構造』
本書にて、
平山さんは云います。
〈現実に絶望している人間にとって、
劇的な体験のみが現実からいっとき目を離して、
問題をサスペンドさせてくれる。〉
名言過ぎる。
現実で落ち込んでいる方、
そんな方にこそオススメしたい領域。
平山夢明さんは、
実話怪談界でも、ミステリ界でも巨星で、名も知れていらっしゃる方。
ゲロにゲロをぶち込んで食べ、
その排泄物を缶に入れ冷やす。
的な安易なレベルではなくて、
想像を超える創造主にして、
怪奇コレクター。
そんな訳で、平山夢明さんに限らず、
今後、紹介出来ればと思う本もあるかもしれませんので宜しくどうぞ。
それから、読まなくてもイイ。
みる、きく。
それも良い。
コースを疾走しなくとも、
自室でスクワットしたら効きますもん。
では、また。