郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

祖母に対して芽生えたモヤモヤ

僕は、祖母が好きだ。

今年で91歳。

今までも、

記事にて祖母への気持ちは書いてきた。

だが、

最近、モヤモヤとした感情を抑えながら関わっている。

 

祖母は、レビー小体型痴呆症。

年齢的にも、わがままを言うのも仕方ない。

 

ただ、

母や、叔母に依存して、

2人は疲弊しきっている。

更に、

母も叔母も、大病を抱えている。

 

その中で、感謝や気遣いが皆無になっている祖母の様子を知るにつけ、

自身の中の禍々しいゲージが溜まっていく。

 

思えば、

祖母には褒めてもらった記憶は無いし、

可愛がってもらったとも言えない。

しかし、

そういう見返りや愛情を求めて祖母の事を考えているわけではない。

 

感謝しているし、

愛おしいとも感じる。

 

ただ同時に、母や叔母が憔悴しているという現実を前にして、祖母に暗い感情の様な何かをぶつけたくなる。

それを親族の1人に話したら、

少し楽になり、

泣いて、泣いて、冷静になった。

 

祖母が、矍鑠としていた時期から次第に周りの気持ちが分からなくなっていくのは、

どうしようもない現実。

 

僕は、祖母に出来る事は、

全力でサポートするつもりだ。

 

それが、孫として、

1人の人間として、

僕が向き合って行かなければならない事。

 

祖母は、今、

どんな気持ちで、

この秋の始まりを感じ、

如何なる視野で、

世界を見つめているのだろう。

 

まもなく敬老の日

 

では、また。