従兄弟の家に行った。
思いのほか明るい雰囲気なので安心したが、
彼の部屋は、ブラインドで薄暗い。
昼は寝ているので、
暗くしているのは、その為だろう。
叔母の誕生日プレゼントを渡すのが目的。
その一方で、
従兄弟、祖母の状態把握も。
従兄弟の部屋で、
古びたPS4にて映画を観る。
笑いあい、また旅行へ誘った。
そして、隣接するアパートの一室。
祖母は、口の周りに米粒をつけ、
無表情で、真っ黒な眼光を向けてきた。
祖母は、認知症が進んでいて、
初めて、何か別の生き物というか、
異質な、存在感を受けた。
お菓子と胡麻茶。
そして、
形容し難い感情を抱きながら、
帰路に着く。
体感温度が低い。
では、また。