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日常を怯えて過ごす人間の雑記

夏目友人帳を初めて観て

ブログ友達の、

無職のかみ様からのご紹介で、

名前だけは知っていたアニメ、

夏目友人帳

1クール目を、先ほど観終えた。

 

親を亡くし、人ならざる者が見える夏目少年。親戚をたらい回しにされていたが、

祖母の過去と、妖たちとの繋がり、

そして、暖かな人々の中で、

彼は次第に、自身の居場所を見つけていく。

 

僕は、作品のレビューが下手なので、

あまり琴線に触れる事は書けないが、

薦めてくれた友達への義理もあるので、

下手なりに、気に止まった点を少し。

 

まず、夏目君を取り巻く人々が、

予想以上に優しくて安心した。

特異な人物が、クラスメイトに敵視される構図や、実体験から、危惧していたが、

杞憂だった。

 

僕が書けることは、他の方の頭にある筈なので個人的に特記したい事をひとつだけ。

 

本作では、主人公が頭を撫でられるシーンが幾度も出てくる。

観ていると、恥ずかしい様な温かさを感じた。

というのも、

僕は、子供の時分に頭を撫でられたり、

指切りげんまん、といった

接触を大人にしてもらった事が無い。

青年期以降に、ハイタッチetc

それらを漸く周りと交わしたくらいである。

 

この作品の様に、

忘れていた事、通らなかった道、

その様な世界を優しく紡いでくれる物語には、

強い求心力がある。

孤独な少年だった僕にとって、

夏目友人帳』とは、

憧れた青春をなぞり追体験出来る、

そんな地図でありアトラクションであった。

 

最後に、紹介してくれた友人に感謝。

 

では、また。