夜道が好きだ。
帳が降りて、
喧騒から解放された道を、
トボトボ歩く。
何処からか、サイレンが鳴る。
痺れる。
国道沿いに行くと、
よくある配置。
一極集中の様に並ぶ商業施設。
そこを超えると、
閑散とした市街地に戻る。
頭の中が、自由でいい。
どうでもいい事を考えながら、
どうでもいい道程を行く。
収穫?
そんなものは求めない。
ただ、
えも言われぬ多幸感、
若干、死に近い彼岸。
そんな感触はある。
何言ってんだべ?
やべーなぁ。
お休みなさい。
では、また。