終戦の日。
戦争の資料を読み、何か書こうと決めていて、
今年も調べ物など、用意はしていた。
そんな折、
サンボマスター『戦争と僕』
この曲を耳にした。
資料の整理はぶっとび、
胸が鼓動を早め、涙が溢れ出てきた。
戦前、戦中、戦後。
動乱の中、
人命を奪うことと、大切な誰かを守ること。
これらに悩まされて苦しんだ人々。
生命を散らせていったその魂。
那由多の悲しみが、今尚、世界にはある。
僕は無力な小市民で、
なんの学も力も無い。
ただ、そんな僕でも分かること。
如何なる利権やイデオロギーに於いても、
戦争を許してはならない。
愛や夢や希望を、守ること。
戦争を忌避する、強い姿勢。
それでも、大きな渦に襲われる可能性はある。
そんな時、僕は忘れたく無い。
愛や夢や希望から生まれる平和はあれど、
愛や夢や希望から始まる戦争など、
決して無いということを。
では、また。