郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

メイキュウ×キュウメイ

レビー小体型認知症で転倒した祖母を、

総合病院へと連れて行った。

歩くこともままならず自身が何処に居るかも分かっていない祖母である。

 

そのうち、僕が誰かも分からなくなる。

しかし、

祖母を診ていると何だか癒されたり。

表現がムズイが、子供みたいだ。

 

まあ、そんなわけで脳神経外科外来へ。

 

最早、迷宮。

入り組んでいるし、手続きも多い。

命を守る場は広大で、

各人の症状も多岐にわたるから当然。

 

脳神経外科外来は、たまたま空いていたので、

あまり時間はかからなかった。

幸いなことに脳に転倒によるダメージは無かった。

良かったぁ。

同時に、この状態での独居は無謀とのこと。

事態は次の局面に入る。

 

家か、施設か。

 

そんな感じで、

祖母とゴロンとしながらタブレット

世界の絶景、

演歌のライブなどを観ている。

 

春が近い。

まだまだ、祖母も僕も色々と始まったばかり。

向かい風も跳ね除けて、

前進あるのみ。

視界良好!

 

ただ、ばあちゃん、

あまり、お金を簡単に渡してこないでいいよ。

気にすんな、ドンマイ祖母。

 

では、また。