郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

マッチングアプリにて/SALVAGE

20代の時分の黒歴史である。

当時、出会い系サイトにて、

とある女性と待ち合わせた。

読書が趣味ということ、

学芸員だというバックボーン。

僕は、調子に乗ってやりとりをし、

ドキドキしながら、

会う日を迎え、飲食店へ。

 

しかし、一向に現れない件の女性。

待つ事小一時間、

連絡が入り場所を再指定される。

 

僕は、その時点で、

怪しげな男女の集団を、捉えていた。

 

僕は、上下スーツで、

髪は、ハードスプレーでオールバック。

身体もデカい。

やるならやったるぞ。

返り討ちだ。

という若気の至りで、立ち振る舞う。

 

そして、女性と数名の男性と接触

美人局的なやつだ。

性的な話ではないが、何かしらの脅しがきたならば、こちらにも考えがある。

 

我ながら、なまら馬鹿な発想だ。

武道を修練した人間失格

 

さて、結果。

一団は引き下がり撤収。

 

後に残るは、虚無感と情けなさ。

やはり、

黒歴史である。

 

認めたくないものだな、己の若さゆえの過ちというものは_| ̄|○

 

では、また。