20代の時分の黒歴史である。
当時、出会い系サイトにて、
とある女性と待ち合わせた。
読書が趣味ということ、
学芸員だというバックボーン。
僕は、調子に乗ってやりとりをし、
ドキドキしながら、
会う日を迎え、飲食店へ。
しかし、一向に現れない件の女性。
待つ事小一時間、
連絡が入り場所を再指定される。
僕は、その時点で、
怪しげな男女の集団を、捉えていた。
僕は、上下スーツで、
髪は、ハードスプレーでオールバック。
身体もデカい。
やるならやったるぞ。
返り討ちだ。
という若気の至りで、立ち振る舞う。
そして、女性と数名の男性と接触。
美人局的なやつだ。
性的な話ではないが、何かしらの脅しがきたならば、こちらにも考えがある。
我ながら、なまら馬鹿な発想だ。
武道を修練した人間失格。
さて、結果。
一団は引き下がり撤収。
後に残るは、虚無感と情けなさ。
やはり、
黒歴史である。
認めたくないものだな、己の若さゆえの過ちというものは_| ̄|○
では、また。