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日常を怯えて過ごす人間の雑記

『女王はかえらない』降田天/屋根裏の内緒話

⭐︎書評ブログ⭐︎

 

読子の本棚     本田読子

本好きの秘密基地  はむちゃん様

 

読書会 【屋根裏の内緒話】

 

選書 本田読子さん

 

課題図書

 

『女王はかえらない』降田天

 

始めさせて頂きます。

 

 

〈概要〉

 

このミス大賞受賞作ということだが、

知らなかった。

ミステリ通とは言い難い僕にとっては、

読子さんの選定は有難い。

何はともあれ、頁を捲った。

 

〈本題〉

 

第一部 子どもたち

第二部 教師

第三部 真相

 

この三部から成る1冊で、

オッサンというあだ名の小3「ぼく」のクラスでの、

エリカvsマキ

というスクールカーストでの攻防が描かれる。

これが、第一部。

 

この手の問題は、個人的な理由で多く調べたり触れてきたため、

ふ〜ん位の読書。

 

問題は、ここからである。

第二部に於いて、

違和感が立ち込め始め、

第一部ラストに起こった事件とリンクする様な、

既視感というか呼応するというか、

そんな事態が起こる。

 

そして、第三部。

筆者2名のはった罠が起動、

全てが明らかになる。

 

〈総括〉

 

推理小説本格ミステリに明るくない僕は、

スリードにハマりビビった。

同時に、

毎度の「キッカケ」という拘りのための、

記事内のストーリーへのモザイク処理に悩んだ。

幸い、今回も読子さんという確かな筆力を持つ書評ブロガーがいてくれるので、

しがない雑記ブロガーの僕は、この辺で筆を置くことが出来る。

物語の詳細を委ねて。

 

現在、休養中のはむちゃんにも届きますように。

オモロかったぜ!

 

では、また。