文明の進歩はできる限り戦争の惨禍を軽減する効果を持つべきであること、
戦争中に国家が達成するために努めるべき唯一の正当な目的は敵の軍事力を弱めることであること、
そのためにはできるだけ多数の者を戦闘外におけば足りること、
すでに戦闘外におかれた者の苦痛を無益に増大し又はその死を不可避ならしめる兵器の使用は、
この目的の範囲を越えること、
それ故、
そのような兵器の使用は人道の法則に反すること
★『サンクトペテルブルク宣言』より
〈こぼれ話〉
この軍縮の条約は、
1868年。
明治維新の時分に生まれた。
奇しくも、
ロシア皇帝が開催した会議にて。
現代は、何処に向かうか?