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日常を怯えて過ごす人間の雑記

怖気06/『オーグリーンは死にました』朱雀門出

厳密には、『怪談五色 呪葬』

こちらに、この話が載っている。

本来、

このエピソードは温存していたかったし、

朱雀門出さんには、

なまら思い入れがある。

ペーパーバックまで揃えて、

書棚に鎮座しているくらいだ。

朱雀門出さん、否、朱雀門先生。

大学で教鞭をふるわれていらっしゃるので、

そう呼ぶべきか。

 

まあ、兎にも角にも、

この方の筆力、語り口、話の内容、

須く好きなのである。

さて、

では、本エピソードはどうか?

怖いか?

 

正直、怖さよりも違和感、

異空間にいる様な、

アナザーディメンション!

と叫びたくなる。

そんな掴みどころのなさ故に、

僕の好奇心はガッチリ掴まれた。

 

オーグリーンとは、

実際の戦隊モノのヒーローで、

アラサーならば、

ご存知の方も多いのではないか?

 

詳述は避けねばならないが、

この奇妙な話は、実に豊穣な奇妙さを誇る。

是非、

オーグリーンは死にました

これを、体感していただきたく。

 

というのも、僕は最近酷い不調に苦しんでいる。

特に頭が割れる様に痛い。

心臓は前からだがよろしく無い。

しかし、これは周囲には言っていない。

これ以上の混乱は、一族にはイケない。

 

そんな時、

取り敢えず、

朱雀門先生の話は書いておかなければと思ったのである。

ブログを続けられるうちに、

この怖気06を書けて満足だ。

 

僕は、キッカケに過ぎないのだから。

 

では、また。