郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

胡散臭さの美学 白石晃士

『オカルトの森へようこそ』が、

遂に公開された。

監督は白石晃士

ノウマクサンマンダでお馴染みの、

名手である。

 

僕が白石監督作品に触れたのは、

ノロイ』以降なので、

あまりガチ勢とは言えないが、

所謂、フェイクドキュメンタリー形式のホラー作品で有名である。

 

最近では、

不能犯

地獄少女

などの豪華キャストの作品も撮っているが、

 

僕は個人的には、

『カルト』

『貞子VS伽倻子』

辺りが好きだ。

 

これらに共通するのが、

霊能バトル!!

結末は伏せるが、

まず、主役達がヤバい状況下に置かれて、

民間霊能者に助けを求める。

そして、ノウマクサンマンダ〜

加持祈祷が行われるも、

通用しない。

だが、実はその筋には、

更なる強力なイケメン霊能者がおり、

加勢してもらって怪異に立ち向かう。

 

この流れが好きで、

何度も何度も観ているが、

やはりイケメン霊能者のキャラ立ちが、

しっかりしていて面白い。

 

『カルト』に於ける、

モブキャラ的霊能者は、

白石監督の確信犯的な笑いの産物。

 

そんな、

胡散臭い存在に、

白石晃士の美学を感じるのは、

僕だけだろうか?

 

では、また。