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日常を怯えて過ごす人間の雑記

サングラスへの憧憬

唐突だが、サングラスを買おうか迷っている。

理由は、

他者との間にワンクッション置きたいから。

元来、個人主義的で人混みは苦手で、

広場恐怖で学校を辞めたくらいなので、

問題は根深い。

ただ、サングラスを着けると、

高圧的イメージが生じたり、

逆に目立ってしまうのではないか懸念がある。

視力がどんどん落ちていて、

現在のメガネに限界がきているので、

近々、買い替えることは決定事項なのだが、

度入りサングラス、

いかがなものか。

やはり、抵抗がある。

サングラス検定。

そういうものが、あればいいなぁ。

自分がサングラスを着ける人物、

サングリスト?

サングラサー?

明確な定義のもとに法令化して、

自分がサングラスを着けるに値するか?

これをオフィシャルに決定されたい。

しかし、

その結果を免許証やバッジなどにされるのは、

ダメだ。

あくまで、自分の中の安心の為の検定なのだ。

そうなってくると、

テキスト的な物の表紙は、

タモさんあたりであろうか。

タモさんは、

サングラス界のグランドマスターだ。

それは揺るぎない。

ミュージシャンの方々にも、

マスタークラスは、

ごろごろいて、

群雄割拠、百花繚乱。

そういった方は絵になる。

サングラスが、オプションとかではなく、

渾然一体となっている。

僕なんかでは、

サングラスに負けている。

いかん。

こうして書いているうちに、

どんどんサングラスにびびってきている。

もはやいっそのこと、

国民一律で、

サングラスを着けるとか、

そんな滅茶苦茶な考えまで浮かんできた。

別に、僕はサングラスのメーカーの回し者では無い。

そこは、ガチで身の潔白を主張致します。

ただ、今、

想起した問題がある。

それは、曇り具合。

スモークの度合い。

僕は、真っ黒にして視線を他者から隠したい。

だが、世に出ている微妙なスモーク度合いの存在を無視するわけにはいくまい。

この課題は、蔑ろにできん。

そして、

サングラス利用者の心理も、

忘れてはいけなかった。

多くの僕とは異なる用途の方に、

配慮が無かった。

陳謝致します。

さて、サングラスの用途。

なんだろう。

カッコイイから、

迫力が出るから、

そういったシンプルな要因、

絶対あるよな。

というわけで、

スモークの問題、

利用用途の問題、

以上2つのテーゼについて、

熟考することから、

僕の人類サングラス化の道は始まる。

そして、

近日、メガネ屋の店員さんに、

ひっそりと、

相談しに行こうと思います。

 

では、また。