大学時代を過ごした、
20年近く前、
暮らしていた場所をGoogleマップで探した。
ストリートビューで、
道や店などを眺めるノスタルジア。
海やショッピングモールや、
飲食店の並ぶアーケード街。
脳内を当時のお気に入り曲が流れる。
最近は、聴かない曲だ。
路地裏や、狭い道に坂。
そして、見覚えのある通りの空気感。
全てが、愛おしくもあり、苦い部分もある。
当時、
皆んなで行った定食屋、
ラーメン屋、
カフェなど、
今尚、営業しているのが嬉しい。
潮風の中をバイクで疾駆。
スーパーで爆買い。
古着屋。
レコード店に、書店。
そして、
生活していた物件を見た。
建物自体は現存していて感動。
静かな昼のサティで、
バジリスク一巻を買った、
安い惣菜を狙った、
小道に入ってシルバーアクセを見たり、
深夜徘徊も。
様々な、断片的記憶が押し寄せ、
目頭が熱くなる。
深夜のファミマ、
隣町のTSUTAYA、
駅前のモニュメント、
必ずまた訪れたい。
そんな気分で、
マップを見ていたら、
数時間たっていた。
和風パスタを食べて、
水を飲み、
横になって目を閉じると、
懐かしい仲間が、
脳裏に浮かぶ。
おそらく全員が集まることは、
もう無い。
そして、僕は夢でもいいから、
も一度、あの頃を体験したい。
少し古い水路の匂いがする、
まあまあ不自由な街。
大したことは無いけれども、
キラキラしていた時代。
良いこと、
悪いこと、
1番ハプニングがあったなぁ。
ボディピアスに、
ボーリングシャツを着て、
ハンチングを被り、
骨董品を物色したり、
偏った食事で弱りながら、
ワイワイ。
僕が、思い出を何度も記事にするのは、
今が酷いからというのも一因なのだ。
友人の、無職のかみ様。
彼に教わったアニメ。
『坂道のアポロン』
あの作品は美しい。
そして、青春からその後も、
しっかり活写されていた。
ああいう作品に接するたびに、
往々にして、
自身の人生を考える。
あと、どれくらいのことができて、
何を為せるだろうか。
尊敬する方に、
色々な経験をして欲しいと言って頂いたのが、
1年前くらいかな。
ブログを始めたり、
もがいてみたりしたけれど、
まだまだ、
足りないと感じる。
過去も未来も、
縦横無尽に羽ばたける。
そういうスタンスを持って進みたい。
こういう記事を書いて、
読んでくださる方には、
申し訳ないが、
反面教師として捉えていただけたなら、
助かります。
では、また。