郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

20年の速度

先ほど、

島袋寛子さんの離婚を知った。

僕は記事にて、

昨年からSPEEDを聴きまくっている旨を書いたのだが、

色々あるSPEED。

悪いとかどうとかではなくて、

ただただテンション落ちる。

 

結成から2000年の解散までの3年ほどで、

僕は子供ながらに、

hiroの歌声にスゲ〜と感じた。

 

しかし、

それから20年間、ほとんど忘却していたグループでもあった。

 

僕は何故、昨年からこんなにMVを流していたのか分からないが、

何かの無意識下での影響があったのだろう。

 

初期の4人のパフォーマンスを見ていると、

20年の歳月を実感する。

 

SPEEDのメンバーと、

僕の様な小市民の20年を比べるのは、

愚かだろう。

ただ、文化の中で確かにひとつの世代を駆け抜けてきた点は、同じだと思う。

 

それは、同時代を生きた者にしか分からない不安や絶望感。

或いは、高揚に希望。

 

世紀末から21世紀への転換期に、

幼少期を過ごした、

思春期を費やした。

 

あの頃は、

というと、

古い記憶に囚われていると思われるだろうか?

 

兎にも角にも、

彼女たちの高い歌声に激しいダンス。

当時、閉塞感にやられていた僕。

 

身体と魂。

目覚めの覚悟。

 

Go!Go!HEAVEN

 

何が1番大切か

今は分からないまま

踊り続けてる

 

この歌詞が、

刺さるなぁ〜。

まさにそんな生き方しか、

出来ないから。

 

僕は、

あの4人の速度に、

圧倒された少年だったのだ。

 

では、また。