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日常を怯えて過ごす人間の雑記

ずん飯尾和樹も熱演!『沈黙のパレード』

僕は、東野圭吾作品をあまり読んでいない。

また、ガリレオシリーズも映像のみ。

だがやはり、実に面白い!

容疑者Xの献身』は、

地方都市の閉店間際の劇場で観た最後の作品。

福山雅治の湯川准教授

堤真一演じる数学者

この2人のハイレベルな頭脳戦がなまら良かった。

 

次作『真夏の方程式

こちらは、あまり覚えていないが、

前作を超えていないと私見では感じた記憶が朧げながらある。

 

さて、

『沈黙のパレード』

福山雅治

柴咲コウ

北村一輝

この3名の布陣は安定。

みんな大好きな俳優陣。

 

そして、脇を固める俳優さんも豪華なのだが、

個人的には、

敬愛する、飯尾さんが迫真の演技を魅せるのが贅沢な体験だった。

定食屋のおやっさん

ハマりまくっていた。

 

飯尾さんが歌うウルフルズの、

『ガッツだぜ』

この曲で爆笑させられた過去があるが、

今回の映画では、

シリアス且つ涙を誘う役を見事に演じてらして泣けた。

 

湯川先生は、

相変わらずイケメンで飄々としていて、

内海さんは、

ナイスな相棒。

 

そして、本作で特に苦しみを味わっていた、

草薙さん。

北村一輝さんが、その苦悩、後悔、戸惑い。

これらを、観る者に訴えかけてくるようだった。

 

東野圭吾は、最早どの作品から読めばイイか、

分からない。

タイミングを逸してしまい、

置いてけぼりになってしまった。

白夜行ラプラスの魔女、魔力の胎動、

マスカレードシリーズくらいしか、

読んでいないのが、悔やまれる。

まあ、ポジティブにいえば、

これから、楽しみが増える可能性がある。

 

ただ、まだまだ積読書も溢れているんだなぁ。

ルポ、ノンフィクション、医学書、哲学、

サブカル、小説などなど。

 

奥田英朗の伊良部シリーズ最新作、

貴志祐介の短編集、

平山夢明春日武彦の本、

ルポルタージュ数種、

連載中の漫画の数々。

実話怪談の文庫の山。

町田その子etc

 

直近だけでも、楽しみにしている上記の読みものがある。

 

という訳の分からん話で恐縮です。

ガリレオの話に戻します。

 

タイトルにある、

沈黙

そして、

パレード

 

絶妙に事態を暗示している。

最後まで観て、

そう感じた。

 

原作との差異は僕には分からない。

読んで無いから。

 

しかし、2時間没入し、

楽しめたのは確かであり、

作った方々には感謝。

 

さすが、長寿作品であり、

トップランナーであり続ける東野圭吾さん。

その実感が残った。

 

では、また。