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日常を怯えて過ごす人間の雑記

最高の忍者漫画『NARUTO』再考

僕は、山田風太郎忍法帖も好きだ。

ただ、忍者モノでNo. 1は、

やはり、

NARUTO』1択になる。

72巻という、

長期連載を経てBORUTOへ。

BLEACH』74巻

こちらとほぼ同じタイミングで完結し、

僕は週刊少年ジャンプの購読を卒業。

 

忍とは耐え忍ぶ者。

何よりナルト達の、

ド根性に心打たれた。

 

ジャンプの理念、

友情、努力、勝利が熱く眩しく描かれていて、

夢中になったし、

今、再び電子版カラーで読みなおしている。

 

里への想い、一族への想い、

友情。

 

これらは、公共の倫理にも通ずる。

と、私見では感じた。

都市、ポリス、呼び方は様々だが、

共同体の中での個と繋がりに関して、

ここまで、劇的に描かれた漫画は稀ではないだろうか。

ナルトが目指す、里のトップ、

火影。

皆から認められるだけの、

努力をし、研鑽に励み、成長していく若い里の忍たちにテンションが上がる。

 

僕の中でも、1番では無いが屈指の漫画であり、学生時代の思い出と共に頭に焼き付いている。

 

NARUTOにしても、BLEACHONE PIECE

HUNTER×HUNTERなどにしても、

ジャンプ漫画の同期の作品群は、

やはりキャラが豊富。

今挙げた4作は、甲乙付け難いが、

爆発的に売れたのは周知の事実だろう。

そして、そのバラエティ溢れたキャラ達に、

感情移入する。

または、憧れる。

推しという存在感。

 

僕は、

NARUTOならば、シカマル

BLEACHならば、京楽春水

ONE PIECEでは、コビー

HUNTER×HUNTERは、ネテロ会長

この様にキャラに一貫性は無いが、

それぞれ好きだ。

多分、それを読んでいた時の自分の実生活が反映されていると思う。

 

例えば、シカマル。

悩める学生だった僕は、

シカマルとチョウジの友情に涙。

 

京楽春水。

余裕ある大人に憧れて、

背伸びしていた。

 

コビーは、??

 

ネテロ会長は、

空手の道場から帰ったお風呂上がり。

そんな、記憶。

 

話をNARUTOに戻して、

この熱い忍者漫画は、

後世に残るだろう。

 

そして、思い出す度に、

ナルトの、まっすぐ曲げない忍道

負けず嫌いにド根性。

孤独と影、疎外から承認される流れ、

友情の輝き。

こういった、

ヒューマニズム

バトルのカタルシスに元気をもらうだろう。

これからも、きっと。

 

あなたは、どの忍が好きですか?

 

では、また。