1993年、
報道写真家のケビン・カーターにより撮影された1枚の写真は、
この世界の悲惨さを痛烈に訴える。
痩せ細りうずくまる少女と、
それを背後から窺うハゲワシ。
スーダンの飢餓を伝えるこの写真で、
ケビン・カーターは、
ピューリッツァー賞を受賞するも、
翌年に命を絶った。
その背景には、批判やメンタルの問題、
事実関係のズレ、
様々な要因があるようだ。
1枚の写真とそれに纏わる悲劇、
今なお向き合う者の胸を打つ。
歴史的写真。
『ハゲワシと少女』
では、また。