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日常を怯えて過ごす人間の雑記

分人主義

平野啓一郎が提唱する、

分人主義

僕は、平野さんの小説を殆ど未読で、

何冊かの新書を読んだだけだ。

しかし、

分人主義という、

個人をより細分化できる、

分人として捉える考え方に救われた。

こうして記事を書いている自分。

知人と遊んでいる自分。

それらが、異なるという点。

学生さんならば、

クラスの隅で、気まずい自分。

部活に、夢中に取り組む自分。

などなど。

場面ごとに、自分を分ける。

そういう感覚は、

自分を幾分楽にしてくれると思う。

馬鹿にされたりする自分は嫌いでも、

趣味や目標に励む自分は好き。

それはそれで、悪くない世界ではなかろうか?

また、最近出版された平野さんの、

『死刑について』岩波書店

この本に於ける死刑の是非。

それについても考えているが、

まだ勉強不足で言及は避けたい。

というわけで、

僕なりの分人主義の紹介でした。

 

では、また。