郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

父との距離感

僕と父の関係性は、

少し変わっていると思われる。

それは、

かなり密な関係性であるということ。

学生時代も反抗期などは無く、

父とはなんでも話した。

政治思想から、ど下ネタまで、

何時間も舌戦を交わした。

時に、戦争や死刑などの重大なテーマもあり、

僕は、受験や教養のためでは無く、

父との論争の準備の為に、

本や映像をあさっていた。

 

一方で、漫画に関してはあまり無いと以前の記事に書いたが、

映画及び大衆文化に関する話は、

沢山した記憶がある。

父は、ハリウッド映画が好きで、

特にお金をかけた大作に目が無い人。

所謂、メジャー作品好きだ。

 

僕は、功夫映画やホラーにサスペンスを観る人間だが、

90年代のメジャーな洋画は、

ほとんどおさえた。

父の影響。

エイリアン

ターミネーター

ジュラシックパークなどの有名作品。

幾度となく観たが、

ターミネーターII

とかでは、なくて

トゥルーライズ』が最高だと父は言う。

いやいや、

シュワちゃんは、ターミネーターだべさ。

そう言っても、納得しない男。

 

ちなみにトム・クルーズは、

僕的には

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

一方、父はやはり、

『ミッション・インポッシブル』

そういえば、

トップガン・マーヴェリック』は、

観たのだろうか?

 

さらに、

オーメン

エクソシスト

ヘルレイザー

13日の金曜日

エルム街の悪夢

バタリアン

サスペリア

悪魔のいけにえ

死霊のはらわた

キャリー

他多数、

幼少期にあれだけ、ホラーを観させられたのに、

途中から父はビビる様になり、

ホラーの話は出来なかった。

スティーヴン・キング原作の映画の様な、

サイコスリラーは、別として、

ゾンビ系や、幽霊モノは、

毛嫌いするようになった父である。

功夫にも興味を、持たなかった。

 

そんな感じで恥も外聞もない間柄だった父に、

ウィスキーを贈った。

何となく思い立ってのことだ。

マーベルでも観ながら呑んでくれれば、

それでいい。

 

あゝ、一度だけ一緒に行ったカラオケ。

むず痒い思い出である。

 

では、また。